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集客と誘客の3大要素③  POPの仕掛け-1

おはようございます!!
ゴールデンウィーク後半戦になりましたね♪

私のお客様は、ほとんどが60代、70代の方が多いんですが、今年は久々に子供さんたちが帰ってこられたり、お孫さんの顔を久々に見ることができたりして、非常に嬉しそうな顔をされている方が多いように感じます♪

これを機に、皆さんがまた出かけるような気持ちになってくれることを願うばかりです。

はい!では
今日からは「POPの仕掛け」をお話ししていきたいと思います。

買い場に必要なVMDの重要な脇役

買い場で、販売員一人分の能力を発揮すると言われているものにPOP(Point of purchaseadvertising)があります。
日本ではポップと読ませ、略語化してしまうため意味が伝わりにくいようですが、意味は購買時点広告のことで、売る側からの意味は、販売時点広告のことです。

業種によって印字されたもの、手書きのもの、立体的なもの、動くものなどがありますが、いずれも売り上げアップに貢献する販売促進ツールです。

またPOPは、企画・製造され店頭に並んだ商品群と、それを求める消費者とを結ぶ架け橋のような役割を果たします。

お客様が知りたいと思うことを分かりやすく親切に伝える案内役であり、購入に迷っているお客様に無言でアドバイスをするショッピングアドバイザーです。

商品の特徴をお客様のニーズに応えられるように提示しておくのがPOPの役目であり、お客様にとっては大きな助けになります。
長々と述べる必要はなく、キャッチコピーと簡潔明瞭な文が2~3行あればよいのです。

業種やアイテムによっては手書きもOKですが、いつも統一感のある調子や字体で、分かりやすく表示することが必要です。

生鮮品などでは、その日の仕入れによってスピーディーに対応できますし、鮮度感や勢いを表す手書きの筆文字などが適しています。

POPの基本、フォントによるイメージの違い

明朝体=きちんとしたイメージ。衣料品、眼鏡、宝飾向き


ゴシック体=読みやすく多種商品に汎用性大


ポップ体=カジュアル、子供、ヤング向け商品に


筆文字1=縦書き行書程度まで。呉服や和雑貨・和菓子に


筆文字2=勘亭流、寄席文字は和物や生鮮品、目玉商品、イベントの告知に



しかし、いつも書き手が違って字体や表情がまちまちではいい加減な価格設定とも思われかねないし、せっかくの商品の価値に不信感がうまれかねません。書き手は同じ人にしたほうが良いでしょう。

時計・宝飾などの高級商品に手書きのPOPは適切ではありません。
また、くどくどと”うんちく”を書き連ねてもかえって煩わしいものです。

ファッション関連の新商品にはおしゃれなレイアウトで最適なフォント(字体)とともに、対象顧客の年代にふさわしい用語を用いて語りかけるようなPOPが必要です。

さらに、POPの役割には、衝動買いを促進する役目があります。
買うつもりはなかったのに、短いキャッチコピーにそそられてついかってしまう、といった場合です。

ふさわしいPOPを用いればお客様は「キャッチコピーがあったから商品を買えた。よかった」と感じます。

POPの広告媒体としての特性

POPのもう一面の役割には、自店の方針や思いなどを発信し、自店の好感度アップや地域でのイメージ定着、信頼と信用を強く印象づけるというのがあります。

また、簡単ですから常にメッセージを発信し続けられますし、自社内で具体的なPOP作成をすることを通じ、デザインやコピーライティングの研究などが行われ、自社スタッフたちの意思統一と販促意欲の増進につながります。

そして、そのことにより年間催事や販売促進、期間限定の売り出しなどの販売計画を効果的に達成することができるようになります。
POP広告の意味と意義をしっかり考えることで、自社内の活性化が期待できるのです。

はい!
今日はここまでとさせてください。
また明日お会いできるのを楽しみにしております。



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