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看護師を休職したら、人生の転機になった話vol.3

私には夢がある。
それは、私を大切に思ってくれる両親、友達、先輩、患者様、を幸せにしたい、ということ。
私の周りの人たちが笑ってくれれば、それが私の幸せになる。
特に看護師をやってて疑問に思ったのが、
病気に対する不安を聞いてくれる場所が病院にないこと。
あるところもあるけど、親身になって聞いてくれるところって、本当にない。
だけど、患者さんは本当にみんな不安を抱えながら闘病してる。
私はそんな患者さんを支えたい。

だからいつか、みんなが集まれる場所、例えばカフェのようなところを作って
なんか嫌なことがあっても、例え今日がんと宣告されたとしても、
そこに行ったら必ず笑顔になれる場所が作りたいと思った。

看護師になった当初はこんなこと思いもしなかったし、夢なんてなかった。
だけど、看護師3年目の冬、本当に大好きでなんでも話してくれていた
患者様が、私の目の前で急変し、そのまま亡くなった。
朝、挨拶だけ、と顔を覗かせた私を見て、嬉しそうに笑った
陽だまりのような笑顔が目に焼き付いてずっと、今でも離れない。

一度しかない人生、やりたいことをやるべきなのではないか。その死をきっかけに
考えることができた。
とりあえず、修行が必要だ!
と一念発起して大阪に来たはいいが、何か違う。と感じていた今、
おじさんが亡くなって広島に帰ってきて思ったことがある。

今、やれってことなのかな。

一度しかない人生、借金背負ったって
誰かに負けたって、人に笑われたって
やりたいことを貫いた方が、かっこいいじゃんね。

おじさんの死が確実に自分を前に進ませてくれている気がして
私はカフェの営業、起業について調べ始めた。

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