【詩】照れ屋な春

春は遠かった

照れ屋だから。

だから、まだ出てこない。

ふかくふかく
ねむっているだけ

桜の世界がはじまるけれど
私が見える世界は、まだ、混沌としている。

桜は、でも照れ屋だから、て、いうことにしよう。
桜を咲かせようね。

わたし、あなたの、桜の花
私たちの世界の桜は、照れ屋なだけだよ。


END.

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