【PTSD患者のエッセイ】自分が悪いと思ううちは治らない💦

タイトル、これです。これ……。

PTSDは、自分が悪かった、と……
思ってしまう、うちは、治らないと聞きます。精神医のYouTuberさん情報です。治療のためです。

もはや行ける病院も無くなってしまったので在宅介護になりました。
私がわたしを直すために、つらい気持ちをこらえて、なんとか見ています。とてもとても勉強になります。

知ったことのひとつが、これでした。
タイトルです。

でも、その通りなのでした。

自分が悪い、と、おもいます。情けない、みっともない、生き汚い。なんで汚物まみれになってまで……生きられもしないのに、生きようと、活動したいと、ねがっているのか、この末期患者は……。

PTSDによるストレス性ショック症状で死にそうになる、窒息しかける、卒倒する、動けなくなる、など。などなど。

そうしながら、でも、行きたい……。
また、書きたい。

好きだから。

好きなものを楽しめる、わたしに、なりたい。もどりたい、とは、PTSDを10年以上も患っているともう言えません。

でも、タイトル、そうなんですよね。言われてみますと。

PTSDは

だれか、ほかのひと、自分以外の他者によって、与えられます。神からの罰のような、過酷なものです。他人から与えられるモノだから、神、運命、のんて、思ってしまって、私が悪い、わたしがなにをしたんだ、と。嘆くことにもなります。

それは、

交通事故で目の前で娘を失ったり
親友から包丁で刺されたり
信頼するひとからレイプをされたり

戦争で、だれかを殺し続ける、

他者、他人、自分以外のだれか、それらによって刻印される脳のエラー反応です。それがPTSDと思えます。勉強や、精神医学YouTuberさん、実際の病院などで得た、見識、治療のこころみ、などを観てきて。診てきて。そう思えます。

だれか、が、原因にあるんです。

でも、PTSD患者はたいてい、ずっとほぼ言われます。

忘れられない、立ち直れないお前が悪い、と。

わたしもそうです。
今でさえ言われます。

ストレス性のショック症状、PTSDになった、オマエが悪い。治らないからおまえが悪い。いい加減にしろ。付き合っていられない、勝手にひとりで苦しんでろ。

そんな世間の風当たりが、事実です。
PTSD患者のほかの、外の世界からの言葉は、こんなものです。


でもですね。

PTSDにまで至る、道程に、あるんです。必ずあるのではないでしょうか。

たにん、が。
ほかのだれか。

その人は、目の前で死んだ愛する母であったり、罪もないのに自分で殺し続けなければいけなかった戦時下の敵対者であったり。

その人は、裏切って、手酷くあなたを裏切って、背中からあなたを刺したり。とつぜん、セックスを始めようとしたり。

PTSDは、裁判をするなら、相手方が受ける罪は、『人を刺したときの罪』です。同じ刑評になっています。

あなたは、悪くない。
私だって悪くない。

悪くないんです。
PTSD患者は、わるくない、んです。

PTSDになったことに、罪などありません。罰でもありません。

まずは、この、

自分がわるい
自分に罪がある

これを、この意識を、この哀しみのループを捨てることから。
やっと、回復に向けて、歩けます。
それがPTSD患者です。

わたしは……

今はもう、私は悪くないと胸をはっていえます。運命? でも、わたしは悪くない、なにもしていないのですから、わたしは。してきたのは、起こしたのは、誰かです。

わたしでは、あなたでは、無いです。

そう私は気持ちを切り替えることができました。
治癒をめざしています。
生き残るために。


が、在宅介護になってまで母に言われます。おまえが悪い、お前はいけないやつだ、立ち直れないから情けないやつだ……。

PTSD患者を、さらに、治療を難しくさせているのは、やっぱりほかの誰か……
そう、おもいます。

映画『ランボー』もそうでしたね。
1作目。

世間、外の世界は、立ち直れないから、オマエが悪いんだと言い続けます。ランボーが暴れるみたいに、私の体内、脳は、崩壊して、人間の生活に不適合を起こしています。ランボーが暴れるみたいに、私のなかで、わたしの無意識が、『死ね』を言い続けます。

でも

悪く、ないです。
たにんは、外の世界は、ここの暗さを知らないだけ……最近はそう思います。
(だからホラー映画や心霊ものやら、そんな世界観しか、私が観られるものはありません……)

悪くないです。

そう、自分はようくようく、知って欲しいです。

PTSDは、人間ひとり、自分ひとりでは、起こせません。
ほかの誰かが何かをして、何かをされて、それによって私とあなたはPTSDになった。だから、あなたは、悪くありません。

まずは、この思考回路の突破が、治療のための1歩になるそうです。

自罰を辞めた私は、でも、他人から、今ですと母から『バーカバーカ』『おまえ最低』そう、連呼されていますけれども。外の世界はここの冷たさを知らないだけです。

安心して、自分は悪くない、と。
誰かに、された、と。

思っていい病、脳のエラー。PTSDはそういうものです。

そういうものでなくっても。例え。

あなたも私も悪くありません。
生き残りたいですね!



END.

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