カニさまを待ち侘びて
つかれていることに
気がついた。
身体や心が
つかれているのではなくて
魂がつかれている。
言葉や身体をつかって
創っていかなければいけない
この現実の世界は
とても生きにくい。
子どものころから
言葉も身体も
苦手だった。
正直
ここに生まれてくるのが
億劫だった記憶がある。
でも
生まれてきてしまったからには
ちゃんとここですべきことを果たして
また元の場所に
かえりたい。
周りを見渡すと
いまいる状況に
なんの不満もない。
とても素敵な環境に
辿り着けていると思う。
ただ
もうすこし
上手に居る方法を
みつけたいな。
内側と外側と
調和して
もうすこし
上手に居たい。
カニたちは
横歩きで
8本足で
月のリズムで動いてて
わたしよりも
ずっと居るのが上手。
今年のカニはまだかなあ。
はやく会って
目をあわせたい。
わたし
カニさまを
待ちわびています。