積みくずし日記|2024年10月21日(月)
旅行から帰った次の日は、なんだかまだ旅の途中にいるような、タイムスリップしてしまって自分の居場所がわからなくなってしまったような気になる。
9時ごろ目が覚めると、体が水の中にいるみたいに重かった。
4万歩も歩いたから足が痛くなるかと思っていたけどそんなことはなく、体が回復しきれずぼんやりしているだけで、頭はすっきりとしていた。
2日間で撮った写真を見直していると、ついつい「楽しかったな〜」と口から出ていた。独り言のつもりだったけど、母から「たのしかったね、次はどこへ行こうね」と返事が返ってきた。そうだ、実家に戻ってきたんだった。
上京してからの2年間と少し、長期休みの度に帰省はしていたけど、こんなに心が穏やかなのは初めてだった。
それは家族にも伝わっているようで、退職前は帰省しても「笑っていたかと思うとふと心ここにあらず、って状態になってた」という。
自分では心から寛いでいたつもりだったのでびっくりはしたけど、確かにそうかもな、とも思った。
居間でぼーっとしていると、傷だらけの桐箪笥が視界に入った。
小学生の私がいたずらで、まるばつゲームをやった名残なんだけど…なんでそんなことをしたのかわからない…笑
今思い返すと爪で何かを剥がしたり書いたりするのが好きで、寝室の壁紙を毎晩少しづつ剥がして、空想の地図を作ったりしていた。
密かに密かに進めて、母に見つかった時はかなり大きなサイズになっていた。
そういえばあの時も桐箪笥のまるばつゲームも怒られなかった気がするなあ。
今自分が母の立場だったらきっと我慢ならなかっただろうと思う。そう考えると、偉大な人だな〜。
あとまるばつゲームって「三目並べ」という名称があるんですね。
知らなかった…他の呼び方をする人や地域もあるんだろうか。気になる。
夕食は東京で仲良くなり、先んじて地元に戻った友人とハンバーガーを食べに。
大学で知り合いお互い上京したことをきっかけに仲良くなった友人は、地元に戻って夢を叶えていて、仕事内容を語る姿になんだか私も嬉しくなってしまった。
私は私で退職するタイミングを1年以上彼女に相談していたので、改めて退職したことを伝えるとおめでとう、きっと良い方向に進めると思うと背中を押してくれた。
大学では友達の友達、という関係性だった彼女と食事を共にしながら未来の話をしていると、なんだか不思議で人生捨てたもんじゃないなと思える。
せっかくだから食べたことないものを食べよう、と思い立ちお店のメニューで異色を放っていた「ルーサーバーガー(Luther Burger)」を注文。
いざテーブルに運ばれてくると、こ…これは…カロリー爆弾すぎる…。
グレーズたっぷりのふわふわドーナツに、コクのあるチーズと適度な塩気が効いているジューシーなパテという組み合わせが…お、美味しい…!
当然齧れないので、一口大に切って食べてみると、しょっぱさと脳が溶けそうな甘さがシーソーみたいに交互に近づいてきて、美味しい(というより頭がバグる)。
罪深ルーサーバーガーと相性が良かったのが、友人がわけてくれた「ジャワティー」。
名前の通りインドネシアのジャワ島特製のお茶だそう。
売ってるのは見たことがあるけれど、インドネシアにもジャワにも親しみがなく、なんとな〜く選ぶのを避けてきた印象。
一口飲んでみると、なんだろう、マテ茶で感じたクセ?を抜いたような…すごく飲みやすいしさっぱりしている!好きな味だ〜!
大塚食品さんのウェブサイトをみて美味しい!と感じた理由に納得。
ジャワティーの白を今度見つけたら飲んでみよう〜^_^
これからも美味しいものをどんどん発見していけますように!
ではでは〜。