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読了『草の辞典』

このコロナ禍で、外出できないので、読書が捗ります
普段だったら、GWも家に留まる日がないくらい外で活動するんですけど、
それもできないし、
だったら、本の世界に飛び込もうと、気になった本は厭わなず進んで買って読んでいます。読む時間がたっぷりあるので、堆積本も増えず非常に良い。
なんか、外出自粛だったからこそ、向き合えた感じがする
不謹慎な?言い方だけどね。スミマセン

さて。最近、

森乃おと 『草の辞典』 (雷鳥社)

を読みました。
装幀がとにかく綺麗なんです。
半透明のカバーに葉っぱなどの絵柄が書かれて透明感があります
いや、最近はやりの”抜け感”か。

草といっても、野の草花。私たちの最も身近な街の雑草の図鑑。
四季に章分けされて書かれているんですが、
特に、春の章は、この本を読んで散歩に出かけたら楽しくなります
「あ!この花、本で見た」となり
ワクワクしてしまいます。

植物を愛でるために、植物園は行きますが、
行かずともこんなに可愛らしい小さい花々が懸命に
身近に行きているんですね

コンクリートの割れ目に咲くタンポポを
”ど根性タンポポ”
と言うように、

この雑草の草たちは、タフネスに育ちづらい環境で
種族繁栄のために懸命に生きています

そんな健気さを思うと、
もう少し私もこの環境から自分でできることはないか、と考えるようになりました。
一介の大学生にできることは限られているけど、
このNoteを使って何か考えを示すことはできる

そう思って再開した次第です。

この本の感想から大分違う方向に行きましたが
そんな、元気に生きる草たちの姿を一つ一つ愛を含みながら紹介される、
そんな本でした。

この「辞典シリーズ」いくつかあるそうです
雲、花、鉱石、石・・・うーんどれも気になりますな。。


『草の辞典 野の花・道の花』
森乃おと 雷鳥社 1650円(in tax)
ISBN 978-4844137108
出版社ページ

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