おてつたび 郷土料理から学ぶ祖谷の風土
徳島県三好市祖谷
おてつたび
noteにおてつたびの記事をあげたことはまだないが、出逢いに感動し、ここは体験記を残したいと思った。とはいえ、noteは想定もしていないので、どこにも許可をとってない。おてつたび先や同じおてつびととの写真は控え、簡単ですがご紹介。
おてつたびって何?という方はこちらからどうぞ!
新祖谷温泉ホテルかずら橋
おてつたびで滞在した新祖谷温泉ホテルかずら橋。ケーブルカーで結ばれた天空露天風呂からは祖谷の山々が一望でき、これからの季節は紅葉を楽しむこともできる。山な幸が豊富な祖谷は、豊富な食材と湧水で体に優しいお食事を楽しめる。
お手伝いは、夕方からで、それまでは自由時間。天気の良い日は思う存分、祖谷を散策できる。
風土と郷土料理
お手伝いのひとつである接客。お品書きや祖谷の郷土料理をお出しする上で、料理の説明をする機会がある。少しずつ覚えていく上で郷土料理は祖谷の風土が少しずつみえてくる。
〈でこまわし〉
蕎麦団子、石豆腐、こんにゃくが串でさしてある様子が人形(でこ)の形に似ており、くるくるとまわして焼くことからでこまわしと呼ばれている祖谷の郷土料理である。
〈アユ〉〈アマゴ〉
吉野川では鮎がとれ、塩焼きにして徳島のすだちをかけていただく。ホテルの前に流れる祖谷川ではアマゴという川魚がとれる。雨が降った日によくとれることからそう呼ばれているらしい。
〈祖谷そば〉
四国のへそと呼ばれる祖谷周辺の地域は、険しい山々が連なる。斜面地が急なこの地域では、水田をひくことが出来ない。傾斜地では、そばの実が栽培され、食べられていたのが名物祖谷そばである。つなぎがなく、太くて切れやすく短いのが特徴とされる。
〈そば米雑炊〉
それでも、お米への憧れをもつ祖谷の人々は、そばの実をお米の代用とし雑炊を作って食べたという。それが祖谷に伝わる郷土料理、そば米雑炊である。徳島県では給食でそば米雑炊が出され、今でも愛されている料理である。
料理の説明をすることは、その地域の川や山などの生態系や文化風習に触れることになる。食から学ぶ地元の文化に触れること。新しい旅のアンテナが増えた。おてつたびはほんと素晴らしい仕組みだ!
おてつたび先の魅力
このおてつたび先の魅力は、第一に「人」!これは間違い無いでしょう。色々な特典をざっとまとめるとこんな感じ。
地元食材で朝昼晩と3食の美味しいまかない
ケーブルカーにゆく天空の露天風呂
部屋は1人1室。山々が望める広々とした綺麗な和室
電動自転車、自動車の無料貸し出し
休日は2週間のうち5日。合流日と解散日を除けば、中3日間。車をお借りし、高知県や剣山へ出かけた。その様子は続編で紹介します!
おてつたびを終えて
おもてないをしに行った私が、1番のおもてなしを受けていた。人も食も祖谷という地域そのものが心地よく温かった。本当に充実した2週間。これからおてつたびを始めたい人にはひとつ目にホテルかずら橋さんをおすすめしたい!
いつでも募集しているわけではないが、ホテルかずら橋さんは2週おきに募集をしていますので、よくチェックしてみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?