経営理念が浸透しない? そうなんです時間がかかります! No.778
先日も書きましたが、おかげさまでコンサルの仕事が増えていて、今日も午後からクライアントを訪問させていただきます。
二代目社長の伴走者として経営のサポートを行う活動をメインにしていますが、経営理念クリエイターとして、理念の策定や理念の浸透のサポートもさせていただいています。
最近は理念の策定が終わり、理念の浸透をする段階のクライアントが増えてきています。
理念の浸透をサポートさせていただく段階で、必ずと言っていいほど出てくる相談が「理念がなかなか浸透しない」という相談です。
これは浸透のサポートをする側が言ってはいけないことかもしれませんが、簡単には浸透しません。
経営者が伝わっていないと思う時にパターンが二つあり、一つが伝え方が悪く、伝わっていないという場合と、経営者の期待度が高すぎるという場合があります。
伝え方が悪いというのは、話すのがうまい下手ではなく、繰り返し伝えていないということです。理念は経営者が繰り返し何度もなんども伝えて初めて伝わるものです。私もそうでしたが、焦って伝えようとしても何も伝わりません。
自分に言い聞かせるくらい何度も伝えていく中で、相手に伝わり、徐々に行動も変わっていきます。毎月一回話すだけでは浸透していきませんので、何度も繰り返し話をしていきましょう。
もう一つは、理念の浸透に高い期待をし過ぎているパターンです。理念が伝われば、自分のコピーロボットが何人も作れると思っている方がいらっしゃいます。
幹部社員にも自分の思いがあり、理念に従って行動してくれますが、あなたの思い通りに動くわけではありません。
本人の人生理念を聞き、経営理念との統合を進めなければ思いを同じにすることは出来ません。
そこを勘違いせず理念浸透を進めていきましょう。
また、幹部の中にどうしても理念に共感出来ないというメンバーがいた時はどうするかですが、まずはとにかく伝える事を真剣に取り組みましょう。
その上で理解できない時は、幹部としてではなく適材適所で活躍できる方法を検討します。社内のメンバーとして難しいなら外注先として対応する可能性もあります。
相手の可能性を信じ、全力で理念を伝え、それでも共感出来ない時は他の場所で活躍していただくのが一番です。
また、将来的には理念に共感したメンバーだけを採用していくようになれば、理念の浸透は格段にスピードアップします。
理念を浸透させ、理想のチームで最高の仕事をしていきましょう。
今日の一言
繰り返し伝えて理念の浸透を進める
成長するための実践行動
・自分がブレなくなるまで自分に言い聞かせるつもりで伝え続ける
・相手が自分と同じになることは無いと理解する
・どうしても浸透しない時は適材適所を考える
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