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良い習慣が良い人生を作る⑥ 習慣の作り方 目標の明確化 No.664

今回は数日にわたって良い習慣作りについて書いてきましたが、ようやく最後の項目になりました。

6回続きましたが最初からお付き合いいただいた方も、今回だけの方も今回が一番重要になりますので是非最後までお読みください。

良い習慣を身に付けるうえで、色々な方法などを書いてきましたが、一番大切なのは今回の「目標の明確化」になります。

良い習慣だけでなく何か行動を起こす際に大切なのは「内発的な動機」です。やらないといけないという思いではなかなか行動につながりませんが、自分からやりたいと思うことであれば強制されなくても行動できます。

そうなるためには自分がどうなりたいかという目標を明確に定めることです。自分が心から望むものであればそこへ至る道程は大変だと思わなくなります。また、たとえ大変な事でも楽しんで取り組めるようになります。

子ども頃を思い出せば、普段は早起きするのが苦手だった方も、遠足の日は苦労せず早起きできたのではないでしょうか。私は今でも釣りの日は2時でも3時でも喜んで起きて釣りに行きます。

自分がやりたいと思えることは力が出ますが、やらねばならないという思いで取り組んでいるものは簡単な事でも力が出ません。

目標が明確であればそこを目指すためにやらなければいけないことは明確になります。

例えば、家が代々医者の家系で、自分も子供の頃から医者にならないといけないと言われて、あまり気が乗らないが勉強している方と、お母さんが難病で、そのお母さんの治療方法を見つけるために医者になりたい方では取り組みが全く変わります。

本当になりたい姿が明確であれば、一挙手一投足がそちらの方向に向かうので、自然と良い習慣が身についてきます。

今あなたには「それを成し遂げるためならほかの事をすべてやめてでも取り組みたい」と思えるようなものがありますか?

また、「一生をかけても絶対これを成し遂げたい」という高い目標はお持ちでしょうか?

こういった高い目標があればそこへ向かうための行動は自然と決まってきます。例えば先ほどの例で言えば、医者になりたいと思っていて、その理由が明確であれば勉強するのは苦痛ではなく当たり前になると思います。

他の習慣も同じように目指すべきところが明確であれば自然と身についてきます。

例えばイチロー選手の現役時代をイメージして頂くと、毎日がすべてルーティンになっていて、傍から見ると大変な事をしているなと私も思いました。

しかし、本人は淡々と粛々と行動していて、大変なことをしているとは思っていないはずです。

目標が明確になればなるほど普段の行動まで落とし込まれ、何をすればよいかが明確になります。

習慣化を意識しなくても自然に良い習慣が身についている状態になるというのが、「目標の明確化」をするメリットです。自分がどうなりたいかを一度真剣に考えてみてください。

「そんな目標があれば苦労しないよ」という方もいらっしゃるとおもいます。しかし、そんな目標を持とうという意識が無ければ始まりません。

目標を明確にして、良い習慣を身に付けていきましょう。

どうやったらそんな目標が持てるの?という方も多いと思いますが、今回は習慣化が主題ですので、目標の明確化についてはまた後日書かせていただきます。

今日の一言
目標を明確にして良い習慣を身に付ける
成長するための実践行動
・自分が本当になりたいものを真剣に考える
・そのためにどうしたらよいかを考える
・日々そのための行動を続ける

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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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