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「最新 世界情勢地図」&「逆さ地図で読み解く世界情勢の本質」
パスカル・ボニファス著&松本利秋著
なんか漢字が羅列すると、難しいイメージになっちゃうからイマイチなのですが、ようするに「世界じょーせー」ってやつは、地図をみてると見えてくるよ~と、この2冊は教えてくれました!
☝の本は、フランスの地政学専門家さんと元外務大臣さんが書いた本で、フランスの立場で世界各国が見えてくるので~、「えっ?」という連続が面白かったです!(なんせフランスに行くと「共通言語が、なんで英語なの?」と、英語ができてもわざとフランス語で攻撃してきます・・・←経験有り)
ちなみに上記はフランスで使っている地図のようで、当然フランスが中心!
その他各国、ご自分の国を中心にした世界地図を見ながら、世界を認識するので‥‥それぞれの観点が違って当たり前だよなぁ~と、そんなところで「しっくり」いってしまいます。
(☟これは一般的に世界で使われている世界地図で、これを見ると日本は「極東」と言われる理由がわかりますねぇ。)
そしてもう一冊は、「逆さ地図」で世界じょーせーを読み解いちゃおうという、元ジャーナリストで現在大学で政治学を教えている先生が書いた本。
地図は人類が生き永らえるのに必要な情報源だった。 松本利秋著「逆さ地図で読み解く世界情勢の本質」から
あぁ~本当にそうだよなぁ~!
専門家のmokosamurai/もこ侍さんの記事を見ても、地図って「人類が生き永らえる」ために必要な「情報源」だったんだなぁ~と実感しますもんね。
地図上ではこの100年間で国境線の数が一挙に増えた。第2次世界大戦後、国の数は増加の一途をたどった。(同上)
そういわれてみると、そうだよな・・・
人間の歴史と世界地図を重ね合わせて俯瞰してみると、時間を追うごとに様々に変化していることであり、はるか遠くの地域で起こったことが、時には長い時間を経て思わぬ形で出てくることもある。(同上)
なるほどねぇ~!確かに考えられるね・・・
ついつい自国を中心に見てしまいがちな世界地図。しかし、地図の向きを柔軟に変えて眺める癖をつけることで、世界の本当の姿が見えやすくなるのである。(同上)
確かに地図を、ころころ回しながら見てみると、全然違って見えてくるし。
本書では、地政学を援用しつつ、地図の東西南北の向きを柔軟に変えて俯瞰することで、中東やロシアなど世界で起きている大問題や、領土をめぐって日本が対峙しなければならない問題などの本質を探っていく。(同上)
そうねぇ~日本だって小笠原諸島が50年前、沖縄諸島が46年前にアメリカから返還されたけど、まだ周囲の中国・韓国・ロシアなどとの領土問題が、ごちゃごちゃしてるからねぇ・・・
誰もが「逆さ地図」目線を持つことで、今後の日本が世界の中で歩むべき方向がわかるだろう。(同上)
うんうん、「逆さ地図」って、思った以上に面白い~~♪
見えなかったものが、見えてきます・・・おすすめですっ!
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