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「DIE WITH ZERO」を読む
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章が短く、勢いのある文章で読みやすかったです。今からリスクをとって行動し体験を得て価値のある生き方を説いた本です。
経済状態が亡くなる時にできるだけ0になるように支出していくことを説いています。必ずしも0でなくても良くて、保険に入ることも勧めています。おっさんは今の経済状態自体苦しいのですが、楽しいこと体験することに投資していく、逆にそうしないことは機会損失(得られるはずの利益を得られないこと)が生じることを書いてあって、身につまされる思いでした。
FIREの生き方を勧めるわけでもなく、経験を「ライフエネルギー」と捉え現状維持の生き方を「自動運転モード」と批判し意図的に生きることを勧めています。それも今すぐから。
お金、健康、時間のバランスが大切なことも説いています。30歳と50歳、70歳と違うことを書いています。若いうちに「お金があれば」と思うのですがその時に体験に投資していくことが大切です。歳をとった方は溜め込まないで若い人に任せたほうがいいそうです。
あと書きにもありますが筆者は自重して周りの方に感謝を述べていますが、それ以上に突き動かされる感動がありました。
読んでいただいてありがとうございます。