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私が産業保健看護職になったわけ③〜あなたは何ができますか編〜
このシリーズも3回目になりました。
ついに産業保健の世界に飛び込みますが、まだまだ未熟な私の話ですが
お付き合いくださると嬉しいです。
夫の転勤で再度関東に戻りました。
前回でお伝えしたように、すでに夫の見つけたネット求人情報から
ハローワークに行き募集中か確認して書類も送ってありました。
ハローワークにはこの時人生初めて行き、それだけでも物珍しさと緊張を味わいました。
この求人をとお願いしたら、人気なのでまず電話しますねと断られその上で書類を提出しました。
その後、面接には呼んでいただきましたがこの時は転職サイトを活用していないので
アドバイスをくれるのは夫だけ。
そして何を聞かれるかはかなり不安でした。
1次は筆記テストとPCスキル判定に性格診断、その後面接でした。
そのような内容を告知されていたので、
不安だったためPCスキルは夫に練習問題を作ってもらい
それを練習してから行きました。
正直PowerPointやWordはまだ使えましたがExcelが苦手で関数はサム関数くらいしかできないレベルだったからです。
(これを読んでお若い保健師さんは引いていることでしょう…)
夫のアドバイス通りに、その会社のHPを見て社長の名前や製品など何を売りにしているかは把握しておきました。
そんなことも言われなければ看護師で病院勤めの私にはわからないことだったのです。
とにかく当時は、これも経験だしここがダメでもいいやくらいの気持ちで臨みました。
ここで前後しますが、こちらの会社を志望したのは
全くの偶然で夫が求人を見つけ
当時産業保健に関しては正直に申し上げますと、知識はほぼゼロ。
健康診断の結果から勧奨するなどは想像しておりましたが
他の想像は怪我の対応くらいでした。
ただ電話相談の会社に勤めた際に、会社では求められるニーズに応えなければいけないのであろうということだけは想像できました。
具体的な業務は、前任者はおらず決まっていないのかもと想像していましたが方向性は会社から指示されるだろうとちょっと期待もしておりました。
でも自分から提案をできる人が重宝されるのではないかと想像していました。
きっと9〜17時の時間外もさほどなく夜勤もないから
夕方習い事でもできたら嬉しいな〜という気持ちがどこかにはありました。
結果、なぜか2時面接に進むことができました。
2次面接は総務課に属することになっており、その管理職3名との面接とでした。
その場では夫からできることは雄弁に語り、できないことは短く事実を伝えよと指導されていたので、そのように心がけました。
その際に部長に聞かれたのが、
「あなたはここでもし働いたら何ができますか。」と聞かれて
「心肺蘇生法はインストラクターでしたので自信あります!」
と
ちょいと的外れな答えをしました。(苦笑いされた)
今でも何が正解だったのかはわからないです。
的外れな話をしつつも嘘偽りなく自分のできることを
正直に伝えた2次面接を終えました。
的外れな答えに違和感を感じられただろうなと思いやってしまった…
他の求人を探さねばと思っておりました。
的外れな元気だけはあるニコニコ?いやニヤニヤしていた私は
なぜか採用されることとなりました。
後々の後日談はまだ別の会でお話しすることにしましょう。
そんなこんなのスットコドッコイですが
産業保健衛生学会のスマートな素敵女子な保健師さんからは想像できない
たまたまの運だけでこの業界に参加することになった私の
産業保健看護職人生は始まるのです。
それでは、今回の学びポイント!
・最低限の会社のした調べは行う
→当り前なのですが、これすらできていなかった過去の私。恥ずかしい〜!!
・人のアドバイスは素直に受けるべし
→今振り返ると、この時は夫の言うことを信じてそのように行動したことは間違っていなかったと思いました。
・面接官の欲しい答えでなくとも、自分なりのできることでアピールをする
→今でも君は何がで来るのかの答えがこの時の正解が何かはわかりません。でも今ならまた別の答えができるかなとは思います。等身大の答えしかできなったのですが、それが功を奏したのかもしれません。
以上長くなりましたが、お付き合い下さいましてありがとうございます。
産業保健の右も左もわからない私がこれから揉まれてく様もそのうちご紹介できればと思いますので、どうぞよろしくお願いします。