私が産業保健看護職になったわけ①〜世間知らず編〜
今回からのシリーズで、私がなぜ産業保健の世界に飛び込むことになったのかをお話しようと思います。
元々結婚するまでは総合病院で看護師として勤めておりました。
看護師が病院以外で働くのは介護施設か社会福祉系しかないと思っていた時代です。
夫と住むために転居したため元々勤め先だった病院に遠くなり
憧れだった専業主婦を一度経験します。
しかし結局飽きまして(暇だったし太る)、復職することに。
ちょっと緩めに働こうと思い、転職エージェントを利用してこの時初めて真面目に就活をすることになりました。
それまでは、面接行ったら受かって当り前の世界だと思っていたので
麻酔科外来クリニックの面接で落とされた時に衝撃を受けました。
「え?何があかんの?」
その時の私は、相手のニーズに合った人物であることをアピールすることが必要であることすら知らなかったおバカさんだったのです。
この時、夫は3.11で転職経験があり、履歴書の書き方すらままならない私を指導してくれました。
私、井の中の蛙とはこれか!と反省しました。でもすぐに反省できたわけではありません。
最初は、夫に言われる度に「え〜」という嫌な気持ちになっていましたが
実際に面接に落ちたことで
私の方が世間知らずで経験のないことを思い知りました。
そこから真面目にエージェントさんの意見を聞き
夫のアドバイスを受けながら
病院の外来担当として採用され無事に就職できました。
この経験があって、自分には知らないことが多くあり人に教えを乞うことで克服することは可能だという経験をしました。
しかしその病院も夫の転勤で4ヶ月という期間で退職となり
次の就職活動を余儀なくされるのです。
今回の世間知らず編では
看護師は病院では人生のイベントの結婚・出産などのイベントから
慢性的な人員不足から採用されて当たり前と考えていた私が
就職活動とはそんな甘いものではないことを知った話でした。
どなたかの参考になれば幸いです。
続きはまた次回へ。