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人工物にはない美しさ。自然の実を使ったつるし飾り

もうすぐひな祭りですね。皆さんの家では雛人形を飾りますか。

我が家は広くないので、小さなつるしびなを飾りますが、最近気に入っているのは、自然の実を使ったつるし飾りです。

こちらは、散歩中に見つけたムクロジの実で作ったつるし飾りです。

糸でつないだだけ

ムクロジは、漢字で「無患子(むくろじ)」
と書き、「子が患わ無い」(子どもが病気をしない)という意味を持ちます。
子どもの健康を守る縁起の良い木として知られています。

もともと透き通った飴色でしたが、
時間を経て褐色に変化してきました

振るとカラカラと心地よい音が響きます。
実の中には、黒い種が入っており、羽子板の羽根につける玉として使われていたそうです。

実自体は食べることはできませんが、水に浸けて混ぜると泡立ちます。昔はこの特性を利用して、石鹸の代わりとしても使われていたそうです。

色んな使い方ができるなんてすごい木ですね。

ムクロジの木は、関東以西の山地に自生していおり、神社やお寺にもよく植えられています。

私は自然の実や種が大好きで、散歩をする時はどんなものが落ちているのかワクワクしながら歩いています。 
人工物にはない美しさがみられるんです。

もちろん立派な雛人形には憧れがありますが、自然の実を使ったつるし飾りもまた素朴な雰囲気で大好きです。

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