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あらためて「自炊」の大切さ、楽しさを考えてみた~健康のためにも自炊を続けよう~

最近、おろそかになっていること。「自炊」。
家では出来合いのもの、冷食、ファストフードの持ち帰りなどが増えました。
子供行事などで買い物、調理時間がままならず、一時やむを得ないとは考えてますが、食事がその傾向になると、やはり、体調、精神状態が下降してしまいます。
そこで、食事に関するこれまでの記事や、いまいちど再読すべき書籍、これからのアクションなどを書いてみたいと思います。


1.「自炊」ってど、一般的に客観的にはどういうことを言うのだろうか。


旬のものを、美味しく調理して食べたいという本能的欲求と、毎日、食料調達して調理して食べて洗い物して、冷蔵庫のものを見比べてなど、なかなかの労働でもあるという本能的多忙感。

まずは、他社が自炊をどう考え、どう実践しているのかをnoteで検索してみました。

すると、ズバッと一言。「自分で食事を作って食べること」。

自分で食事をつくって食べること|田中美桜 @30tnk #note

このサムネにもあるように、「自炊」と「料理」は似て非なるものと。

これは、ものすごく興味深い。

貯蔵食材、気温、胃の調子、お財布事情、旬の野菜、特売のお肉、今日の気分、明日の予定、あすけんの女による栄養素の推薦…… さまざまな要素をのりこなして、その時々のハーモニーを楽しむ。これはもはや世界と私のセッションなわけですよ。毎日変わるリズムに自分なりのニュアンスをこめてアドリブかましていく。これがハマると最高に楽しい。失敗してもいいの、食べるの自分だから。
これこそが自炊の醍醐味であり、わたしが「つくおき」よりも、アドリブ性の高いその日その時の「自炊」を愛している一番の理由です。

田中美桜さん「自分で食事を作って食べること」

記事の一部です。どうでしょう、私は、自炊を「世界と私のセッション」と言い切るセンスに感服し、激しく同調しました。
なんて、自炊とは高尚なものなのでしょうか。

そして、だからこそ、それが難儀で複雑で苦痛であってはならず、楽しく美味しく簡単であることと認識することから始めなければならないのかもしれません。

2.自分の「自炊」が続かないのはなぜだろうか。

ここで、先ほどの、田中さんのnote記事から引用してみます。
そう、「レシピ」に書かれたものをそのまま作っている。それが自分の味覚に、家族の味覚や希望に合っているとは限らないということでしょうか。

思えばその頃のわたしは、正解を知らない味を目指していた。つまりレシピに書かれたものをそのまま作ってみるものの、それが合っているかわからなかったんです。当然です、食べたことないレシピ作ってるんだから。

田中美桜さん「自分で食事を作って食べること」

私にも、その傾向があります。
とにかく、書店では、多く並んだ料理本に目がいきますし、「オレンジページ」「レタスクラブ」「NHKの料理」などの雑誌に書かれたレシピをそのっま作ってみたくなります。

で、持ち合わせない食材、調味料を揃え、作ってみる。そして、「まあ、美味いなあ」と感じたりしている。

その「食べるために探す、買う、そろえる」というのが意外と面倒で苦痛なのです。

なかには、その食材を見つけると、意外な高さに驚いて、それを除いて料理してみたり。

すなわち、それが料理という作業であり、仕事や作業と似た要素を感じて、いつしか苦痛や面白くなさ、損得のような感覚を感じて、継続性に影響するのではないかと。

「自炊」は、基本、買ったもの、あるもの、体調、季節、それらのセッション、調和なのであり、「自分が食べる」という外見を気にしない、結果を気にしない行為であるからこそ、継続するのだろうと、あらためて感じました。

3.いまいちど読み直したい本「レシピを見ないで作れるようになりましょう」(有元葉子著)


うれしかったのは、前章で引用させていただいた田中さんの記事の中にも、有元さんの「レシピを見ないで作れるようになりましょう」が登場したこlとです。

自炊は一生のライフワーク。「身につく料理」を提唱しています。

私はこの本を、2018年、5年前に購入しておりました。
その割には、この本のレシピを作った記憶がありません。
「レシピを見ないで・・・」ですから。

しかし、「イメージ」は残っています。
今、ざっと読み直して、「自炊」のモチベーションが湧いてきています。

なんと、「レシピを見ない」シリーズでありました。

4.この本の「自炊」のイメージとは。~メモ~

ここで、箇条書きメモをいくつか残します。

本を再読せずとも、このnoteの読み直しで、「自炊」のヒントを持ち歩けるからです。

①野菜
・調理前に野菜を水に浸ける
・多く食べたいときは「オイル蒸し」(オリーブオイル、蓋)
・肉のかわりに油揚げで炒める
・油を入れた湯でゆでる
・揚げもの、かき揚げは簡単
・サラダは、スピナー水切り、オイル酢塩コショウ

②肉
・厚い、かたまり肉
・鶏肉は塩、マリネ

③魚
・塩、マリネ
・煮立った煮汁で
・アジフライ、新鮮な油

5.これまでの料理、食事を思いだいてみよう

このnoteのマガジンに

という38本の記事を蓄えたものがあります。

私は、役員をするグループ会社に定置網漁をする会社があるので、ときには直販の目利きをしたり、仕分けや運送をすることもあるため、魚が手軽に手に入れることができます。
とはいえ、ブリなど大型魚があがっても、どうさばけばいいのかという問題もあり、大概はアジやイワシです。

それでも、その魚を活かした自炊記事もいくつかあり、その美味さの表現こそ下手ですが、良い自炊をしていると我ながら思います。

また、料理本の類からの実践もいくつか書いています。

①普通の具材も海苔ひとつで変身するという記事

普通の具材も、海苔ひとつで変身する。
一般的に流通している海苔ではなく、寿司屋が使う海苔を手に入れて刺身などを野菜で巻いて食べるなどの内容です。

これは、本当に美味しい食べ方。広く教えてあげたいです。

②鶏肉のトマト煮込み~辻仁成さんのレシピから~

フランス在住の作家の辻仁成さんが、息子に語りかけながら、料理を作って食べる、自炊ってすごく大事だということを説いた本です。

本場フレンチだけに、オーブンも多様し、でも作り方はいたってシンプル。
真似て作るほうも楽しく、そして子供たちにうけました。

鶏肉の調理順番ひとつで、こんなにも仕上がりの味が違うのかと、驚いたものです。

③スパイスから作るカレーの自炊~二度と同じ味は作れないが、そのコスパには驚き~

ちゃんとAmazonには、スパイスセットなるものが売っていて、それが安いのなんの。
YouTube動画見ながら作ると、そう難しいことはありません。
ただ、スパイスの粉末が空気中に舞い上がるので、くしゃみにしばらく苦しむことになります。

そして、できあがりのカレーの美味いことといったら。

スパイスのほかに、生姜、にんにくをすりおろし使いますので、食後の新陳代謝がものすごいことや、ほとんど糖質を使っていないことからも、健康メニューと言えます。

定期的に作りたいし、二度同じ味になることがないという楽しみもあります。
もっと、食器にも工夫して「自炊といえばカレー」を満喫したいと思います。

6.体調回復のために、もっと自炊に取りくもうと思います。

早速、昨日は、信州みそを買い、昆布から出汁をとり、簡単な味噌汁を作りました。
自炊した味噌汁、できたては熱く、体もあたたまります。額に汗かいてたきたてのご飯といただきました。
こんなシンプルなことで、十分なうれしさ、満足があります。

がんばらないで、楽しんで自炊を続けていきたいと思います。


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