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街の本屋を大事にしたい

1.本屋に行く時間

本屋が大好きです。

一回りしながら、雑誌をめくり、マンガを読み、新刊を手に取る。その時間が好きです。

背表紙を見ながら、言葉に目をやり、言葉とつなぐ。

あっというまに時間が過ぎていきます。

2.街の本屋さんの魅力

すっかり数は減ってしまった、個人経営の本屋さん。

経営者の思いというか、好みのようなものが、品揃えや配置にあらわれているところが好きです。

今日は、1時間ほど、こちらの本屋で過ごしました。

地元商店街にある、とある本屋です。

お客さんの姿は、ほとんどありません。

「椅子でも置いててくれたら」なんて思いません。

立ち読み、が、いいんです。

地元、秋田の関連書籍が、しっかりまとめて陳列されていました。

私は登山をするので、山関係の本は手にとってしまいます。

キャリアコンサルタントの地区会でもお世話になってる大学の教授のコーナーもありました。
書棚、空きだらけですが 笑。

こんなふうに、手作り感満載の特別コーナーがあって、手書きのポップがつけられてると、読みたい衝動が止まらなくなりますね。

3. 20年間で書店数は半減した


アルメディアの調査によれば、2020年5月1日時点での書店数は1万1024店で、前年比42店の減少。 売場面積122万2302坪で、同3万8570坪のマイナス。 この書店数の中で、売場面積を持つ店舗は9762店であるので、実質的書店は1万店を下回ってしまったことになる。

1988年をピークに書店数は減少を続けています。
地方は少子化による学校の廃校も進んできた背景もあります。

そして、ネットの登場。Amazonの出現によるチャネルシフトが本屋ばなれを加速したのでしょうか。

さらに、読みたい本が今読める、Kindleの登場が、本屋ばかりか紙の書籍の売り上げをも抑えているのでしょうか。

4.結局、買わないで書店を出た私

こんなことをして、心が痛むのです。

私は、新刊は定価でバンバン書いますが、裏表紙を見て創刊からかなり経って本だと、Amazonで1円だったりかなり安く古本が手に入ります。

本屋の中で、スマホで古本を探してしまうのです。 

数百円の差なのに。

まあ、今日は、時間切れで選びきれなかっただけですが、本好き、書店好きなのだから、地元の本屋にこれからもできるだけ足を運びたい時思いました。

で、できれば、書店の方とコミュニケーションをとってみたいです。

1冊の本が売れた時の出版流通における取り分はおおよそ以下のようになっています。
著者(10%) ー 出版社(60%) ー 取次(10%) ー 書店(20%)

1000円の本が売れても2割なんですね、利益は。

売れ残り在庫を抱えない仕組みにありながらも、薄利ですね。

5.本屋を開業する人もいます

本の配達しながら、お客さんとの会話の中で品揃えを変えていくやり方。

ちゃんと黒字を出しているそうです。

本屋で生計を立てていくって憧れますね。

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