【北欧旅5日目-2】フィンランドの公園でパレードに遭遇、そして私は一人になる
フィンランドの人たちと同じように過ごす、観光ではなく日常の延長のような旅が好き。
市場や蚤の市で楽しんだ後は、我々の慣れ親しんだいつものエスプラナディ公園へ。
いつもすごく静かで雰囲気の良い公園がものすごい人だかり。
フィンランドって本当に人が少ないんだなあと思ってたから、5日目で初めてこんなにたくさんの人を見た。笑
何かと思えば、パレード!
リオのカーニバルみたいな、結構激し目なダンスと音楽。
たくさんのチームに分かれていて、周りでは審査員の人もいるようだった。
賑やか!
なんだかとてもワクワクしてしまった。
しっとりとおとなしい人たちばかりのイメージだったフィンランドだけど、熱い!
通りがダンサーと見物客で溢れる中を通り抜け、カフェで一息。
店内は外の賑やかさと分断されるようにゆったりと静か。
そこらじゅうにカフェがある街はいいね。
歩行者天国状態になってる。すごい。
この旅で一緒にエストニアに行ったり、途中で別行動したり、と、自由に過ごしてる辻家のみんなと人混みの中で合流。
また会えたね!
パレードを発見してからカフェでお茶して、その後もず〜っと続いていたパレード。
もう数え切れないくらいいろんなチームが出場してて、華やかさがすごかった。
なんか、フィンランドの元気な一面が見れて嬉しい。
しかも駅前ではデモ活動までやっていた。全員自転車で!
フリーパレスチナ。
パレードと、デモが合流してカオス状態の駅前。
みんなでパレード見たら、辻家とはまた解散。
友人たちはまた合流して一緒に日本に帰るのだけど、私はここで辻家とはお別れ。
岐阜でまたすぐ会えるんだけど、この異国で一緒に楽しめたのが奇跡みたい。
一緒にかっこいいお城のお家に泊まったね。
またすぐ会おうね、と、お別れ。
そして私たちはもう一回公園に戻ってまったりと。
あぁ。
この平和で楽しいみんなでの日々もあっという間にこの日で終わり。
少し寂しくなってきた時間帯。
そして最後のみんなでの夕食はAmos Rex にあるカフェにて。
友人たちのフライトは夜遅くなのでまだ時間はあるのだけど、なんせ自分がこれから一人で行動しなきゃいけないのが不安で、余裕を持ってちょっと早めに解散をすることにした。
ヘルシンキ・ヴァンター空港から日本に帰る友人二人を残して、私は今日の宿泊先へ。
寂しいよ。。。ちょっと泣きそうになった。
途中まで、フィンランドに住む友人がついて来てくれることになった。
心細かったの、ありがたい…!
友達と旅行に行くって、何年振りだったんだろう。
フランスやインドは友人と行ったけど、それは結婚前のことだ。
結婚して17年くらい経つ。
その間のほとんどを夫と出かけているから、旅の記憶は夫との記憶になる。
でも夫は旅にそんなに興味がないから、実はいつも、なんていうか、ちょっとつまんない。笑
わ〜!とか、かわいい〜!とか、楽しい〜!とか、美味しい〜!とか、ちょっとしたことでいちいち騒げる仲間と出かけるのが本当に楽しいと改めて思った。
普段からすごく遊ぶ人たちというよりは、コミュニティの仲間だからちょこちょこ会う、一緒に何かすることはよくある、って感じの関係なんだけど、とても居心地が良くて最高だった。
大人になってからいろんな人と仲良くなれて、こんなに遠くまで一緒に行けることが昔の自分からは想像つかないな。
よかった、自分がそういう道に進められて。
30年前の人見知りでおとなしく、友達も少なかった私へ。
30年後に良き仲間とフィンランドでパレード見てみんなで泊まって楽しんでる人生になってるよ。
最後まで見守ってくれたえりちと別れるときも泣きそうになった…。
心細さと感謝。
そして今日の宿泊先、ヴァンター空港まで近いエリアの駅に着いた。
無人すぎる。。。
誰もいないんだが。。
とりあえずエレベーターで地上へ。
この時21:00頃。
まだ明るくてよかった。
道に迷わないように、明るいうちに宿泊先に着きたいところ。
私にはGoogleMapがある。
歩こう。
大きな荷物を抱えて。
続きは、素敵な夫婦と一緒に寝泊まりするエアビの宿のお話し。
/S photo by saori0031
/T photo by taku051
おまけ
みんな、本当にありがとう!