私が考える理想の学校
教育はどう変わるべきなのか
世の中の流れが変わってきているのにも関わらず、教育は未だ産業革命時代以降の大量生産、大量消費を前提とし、みんなが同じことをできるようにという教育がなされています。
でも、学校というシステムの中では仕方ないかなというのが私の見解です。
個別指導をするためには、先生の数が必要です。国の教育予算の中で、ある一定の成果を出すためには、今の教育システムは上手く機能していると感じます。
ただ、だからと言ってこの形がいいとは思いません。
そこで考えました。では、生徒が喜んで学校に通うためにはどうすればいいか。
登校の時間と下校の時間だけは決め、あとは自由時間!!
但し、1ヶ月にこれだけはクリアしなさいというノルマは課せられる。そうでなければ、この楽しい学校に来れなくなるのです。
授業は全てオンライン。テストを先に受ける。
できない、わからない!を味わう。
そのテストには「これを見ればわかるよ」という動画のQRコードがついている。
それを見て解く。
先生は子どもの学習の進捗管理と、どうしてもわからない子どもたちへのサポートに徹する。
あとは子どもたちは好きに過ごす。
たまにプロジェクト型の授業が入ると、生徒たちは喜んでそれをやる。
自由も飽きるので、たまに型をいれると喜んで型にはまりににくる。プロジェクトも自由参加。
生徒がググって「これやりたい」と言ってきたら、チームを組ませてそれができるように考える。
予算がない時はクラウンドファンディングでお金を集めてもいい。
地域の人たちに手伝ってもらってもいい。
とにかく自分で「情報」のとり方を学ぶことが大切だと考えます。
横で全然違う学びをしている子を見て「それやりたい!」とまた違うチームがやり始めることも起こるでしょう。
自由に過ごせるのでストレスがなく、ケンカはしてもイジメは減らせるでしょう。
時に起こるケンカもさせましょう。仲直りの方法を自分たちで見つけましょう。
身体が小さい頃は取っ組み合いをしても大怪我にはなりません。
大人がきちんと見ていることが大切です。
ゲームも好きにやらせましょう。
ゴロゴロできるように大きなクッションも置いておきましょう。
飽きたら外に遊びにいくでしょう。
大人が課題設定をしないことが重要だと考えます。
大人の予想のはるか彼方に到着する力を子どもたちは持っています。
それを大人は信じて見守っています。
ワクワクして動き出す子どもたちを見守るには、大人側の忍耐力と保護者の理解が必要にはなってきます。
そんな学校できるの?!
これには大人も経験が必要なので、先生の教職課程もかなり見直さないと、このようなことは出来ないと思われます。
でも、フリースクールならいいんじゃないでしょうか。
大人もググればいいんです。
「あら?それわかんないわ。一緒に調べようか!」と。
大人も共に学ぶことを子どもたちは望んでいます。
こんな場面はありませんか?親が知らないことを知って得意そうに教える子どもの姿。
大人が子どもたちよりも優れているという思い込みを捨てることです。
互いにリスペクトすることです。
私はこれに近いことを民間の学童保育「ボクらの秘密基地」の運営と通信制の高校のサポート校でやってきました。
その結果、みんなこの場所を好きになってくれました。高校生たちは、私が退職してからも全国から集まってくれています。
小学生も「秘密基地大好き」と言ってくれます。
きっと上手くいく。あとはやるだけ。
さぁ、ネクストチャレンジへ。
そんな場所ができたらいいな。そう思ってくださった方はいいねを押してください。
変わらないなら作ればいい。みんなで力を合わせれば可能かもしれない。