【冬休み】家族がいる中でも一人時間を死守したい私の着地点
一人でいるのが好きだ。
今まで言えなかった。
なんか、みんなに悪い気がして。
もちろん家族と過ごす時間も大好きだけど、
一番心が休まるのは、やっぱり一人でいる時だ。
一人で何をするってことでもない。
静かなリビングでコーヒーを飲みながら、
本を読んだりnoteを書いたりしたい。
ただ、それだけ。
それが私の精神を大いに安定させてくれるのだ。
なんか安心する。自分を取り戻せる気がする。
しかし、そんなゆったりとした時間は、この忙しい日常の中ではなかなかやってこない。よって最近、私の心が疲れ始めた。
身体でも脳でもない。心が落ち着かないのだ。
そんな長年の問題をこの冬、
大きく変えてくれる解決策に出会った。
ゆっくり休めない人。心が休まらない人。
家族と家事に追われ、自分時間が持てないそこのあなた。
こんな忙しい年末年始の最中でも、
一緒に「自分時間」、取り戻そうじゃないの。
そう。
思い返してみたら、昔からそうだった。
街に買い物に行くのも、映画を見るのも一人がベスト。自由だし気楽。一人最高!
大学時代に彼氏が出来ても、それは変わらなかった。彼氏と言えど24時間ずっと一緒にいる訳じゃない。卒業して、二人とも就職して、一緒に住み始めてお互いどんなに仕事が忙しくても、まだ一人になれる時間はたくさんあった。
ちなみにあれから22年経ち、その彼氏だった人は、今、我が家の2階でぐーすか寝ている。
そんな当時の彼氏と5年の交際を経て結婚した翌年。そう、今から15年前。
「一人時間」の根底を揺るがすヤツが、
天から舞い降りた。
長女である。
これはびっくりした。
このふにゃふにゃの真新しい生物は、24時間365日、常に一緒にいないといけないってんだから驚いた。
人間、どんなに愛している相手でも
24時間毎日一緒にいるって、疲れる。
もちろんかわいいのよ。愛してるのよ。
でも、せめて同じ空間に一緒にいてもいいから、
たまには寝てくれ!そして私に一人時間を!!
しかし、長女は全然寝ない子だった。
なぜよりによって、うちにこんなにショートスリーパーなベイビーがきたのだろうか。
やっとお昼寝の習慣が板についた1歳の頃、
次にもっとすごいことが起きた。
双子を妊娠したのだ。
これが…、二人来るのか…?
驚きと戸惑いから36週と5日後、
二人揃ってちんまり私の前に現れた。
かわいかった。
最高にかわいかった。
私はそうして3姉妹の母になった。
そこからの怒涛の日々を
皆様にもなんとなく想像して頂けると思う。
常に睡眠が足らず意識朦朧の中、家事をこなしながら小さな三姉妹に向き合う日々を。
長女同様、ショートスリーパーな双子は、なぜか交互に寝るので私の睡眠時間はない。その双子のお世話の間に挟まってくる、イヤイヤ期絶頂の2歳児の長女の強い強い自我。
毎日この三姉妹を育てる精神状態と、心身の疲労をご想像頂けるだろうか。
一人時間が欲しいなんて言ってられなかった。
時間があるならとにかく1分でも長く寝たかった。
しかし月日はちゃんと流れ、全く記憶にないのに、いや、本当に1年くらい記憶がなくて、はっ!と気がつくと双子は立って歩いてて、気がつくと長女は天真爛漫な子に育っていた。
誰だ、こんな元気に育ててくれたの。
感謝したい。ありがとう。多分私だけど。
双子が一歳の時、私は実家のコンビニで働き始めた。そしてその数年後、また気がついた時には、英語の先生になっていた。人生ってよくわからない。
それから十数年。
話は飛んだが、一人時間を長年持てなかった私は、娘たちが大きくなり、ここ数年やっと自由になる時間を手に入れた。…と思った。
平日、旦那さんは会社に、子どもたちは(誰か休んだりしなけければ)学校に。私の幸せな孤独時間の始まりだ。
と思いきや、やはり平日の昼間は仕事があってゆっくりはしてられない。
午前も午後もなんやかんや仕事に追われ、いつも「土日はゆっくりしよう」と期待しながら平日を過ごす。
しかし、主婦は土日の方が忙しい。
特に土曜日は部活や習い事の送り迎えがあるし、日曜日は買いものに出かけたり、溜まった家事をこなしたい。
休めない。
心が落ち着かない。
休みの日だけでもいいから一人時間がほしい。
デジタルデトックスして最近だいぶ脳は休まるようになったけど、心が休まらない。
逆に、運よく一人時間が確保が出来た日は、私はいつも「あー、今日はゆっくり休めたな。」と思う。
でも、それはなかなか叶わない。
土日のリビングは家族に占領される。まず、土日に「リビングで一人でゆっくりしたい」は叶わないのだ。
リビングにこだわらなければいいのか。
では、自宅内にある教室はどうか?
確かに教室は一人にはなれるが、私にとっては仕事場なので意識がONになって心が休まる場所ではない。
寝室はどうか?
いいかもしれない。寝ちゃわなければ。でも、場所作りが必要だな。
やっぱり私はリビングが一番好きなのだ。
片付いたリビングで一人ゆっくりしたい!
それなら家族が一緒にいる時間でもいいから、リビングの、いや一番好きなダイニングテーブルに陣取って、家族のTV音が聞こえないように骨伝導イヤホンで音楽を流したらどうか?
これもやってみたが、イマイチだった。
まず骨伝導は音をかなり大きくしないと周りの音が聞こえるし、家族はしきりに話しかけてくるので、その都度イヤホンを取らないといけない。
何より、私は超聴覚優位な人間で、耳から他の音や情報が入ってくると読書などに集中するのが大変なので、音楽は歌詞の無いものを小さいボリュームで流したいし、なんなら無音がベストなのだ。
いろいろ試した。
でも、この生活スタイルの中で理想の一人時間を過ごすって、難しい。
そんな長年の試行錯誤と工夫を経て、なんとこの冬、私は解決策を見出した!!!!
聞いて驚くなかれ。
朝早く起きればいいのだ!!!
…知ってた。
実は、結構前から気づいてた。
「朝活」と言われてしまえば、それまでだ。
色んな本にもネットにも書いてあり過ぎて、真新しくもなんでもない。ここまで前説が長かったくせに、そんなことかよ、ってね。
でも、わかってても、これを行動に移すのが、そして毎日の習慣にするのが大変だって話じゃんね。
朝はリビングに誰もいない。
好きな音楽をかけて、時には無音でゆっくり一人時間を満喫できる。
起きてきたら白湯を飲み、家事は後回しで、コーヒーを用意し、ストレッチをする。そしてノートを開き、頭の中のことを書き出す。
最初は暗いのに、リビングの窓から朝日がさしてくる。
部屋の中にコーヒーのいい香りが漂う。
そこに更に好きなアロマを炊く。
自己肯定感・爆上がり星人、ここに完成だ。
なんで今までやらなかったんだろう!
いや、そんなことわかってる。
朝起きるの苦手なんだもん。寒いし。
日曜日の朝くらいゆっくり寝たいじゃん。
でも、そんなことも言ってられない。
私のメンタルにも関わってくる。
①早起きしようかな…
②いや、二度寝しようかな…
早朝繰り広げられる、心の中の天使と悪魔の対決に打ち勝ち、早起きを習慣化する方法はひとつしかない。
一見億劫な朝活を習慣化する一番のコツは
「早起きするといいことがある!」と
脳に、身体に覚え込ませることだ。
だからまずはやってみた。
せっかく冬休みに入って学校もないし、
人間なんでもやってみないと。
やってみた。
もちろん最初は起きれない日もあったけど、起きれた日にはたっぷり朝の一人時間を満喫する。その時の達成感と爽快感と言ったら!!
そして、思った以上にこれは効果があるぞ…、と実感し始めたら、それを意識的にもっと自分に思い込ませることにした。
「やっぱ朝早く起きると、いいよな」
「思考が整理されて、一日の精度があがるよな」
「ストレッチすると体があったまるよな」
「朝イチで白湯飲んでるなんて、意識高いよな」
「コーヒーの香りって最高だよな」
「朝一人時間満喫できてる私、エライよな!!」
そうしたら。
だんだん、
朝早く起きることが苦じゃなくなってきた。
むしろ、
「明日早く起きて一人時間過ごしたいから、今日は早く寝よう。」と思うようになった。好循環!
ま、こんなえらそうに書いてて、まだ冬休み中だから継続出来てるってハナシなんですけどね。
学校がある平日の、あの「今日は学校行けるか?休むって言い出すのか?」というバタバタの朝にはなかなか心穏やかにこの時間を作るのは難しいかもしれない。
でもこれからも
土日の朝だけでも続けられたら、
大きな大きな第一歩な気がする。
千里の道も一歩より、でしょ?
2025年、理想を実現するために、まずは出来ることを一個だけでもやってみませんか?
ということで、このnoteは2024年12月31日の朝に書いております。
家族が起きてきたので、今日はこの辺で。
みなさま、2025年もよろしくねー!!