【読書感想文】「神との対話1」2回目を読み終えて
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「神との対話1」の2回目を読み終えた。
実は読み終えたのは2日前のことである。すぐに感想文を書かなかったのは、「書きたい」と思わなかったからであり、頭の中を整理する時間が必要だと思ったからでもある。
今回も率直な感想を書こう。率直でない感想を書く意味がないからだ。
2回目を読み終えて感じたことを一言で表すなら「自分が一番!」ということ。
さらに言うなら、この本に関する解釈も「自分の好きなように解釈すればいい」ということ。
そして、前回読んだ時に感じたいくつかの違和感も「問題にするようなことではない」と気づいた。
例えば「最大の悪はどんなものも悪ではないと宣言すること」という言葉について、私は「善悪は存在しないんじゃ?」とか「宣言するのが悪なのか?」などと引っかかってしまっていたのだが、この言葉が伝えたかったのはそういうことではなく、「自分にとっての善を行うためには、その相対としての悪が存在する必要がある」ということなのだ。つまり「善悪」という言葉は便宜上使われているにすぎない。
そこで私は瞑想を通して自分の魂に「これを『自分にふさわしいもの、ふさわしくないもの』と言い換えても構わないだろうか」と質問したところ、「それでいい」と確認がとれた。
おそらくここで「善悪」という表現を使ったのは、この本が書かれた時代の人々が理解しやすいようにという配慮からではないだろうか。
他にも「わかりやすくするため」と思われる表現が時々見受けられ、時にはしつこいとさえ感じられることもあったのだが、それもやはり「わかりやすくするための例え話」をいくつか挙げていたにすぎないのだ。つまり「表現」は伝えたいことそのものではない。
それに気づいた私は、自分が既に理解しているところに関しては今回時々読み飛ばすことにした。
「レベル」という表現に関しても同様ではないかと考えている。
この言葉から感じるものは「人はそのレベルによって一直線上に並べられる」というイメージなのだが、実際にこの本で伝えたいことはそうではないはずである。
なぜなら人はそれぞれの人生を創造することが目的であり、すべての人がある一つの地点へ向かって進んでいるのではないから・・・ではないのか?
それとも、私たちはすべての人がある一点に向かって進んでいるのだろうか?
そして「レベル」とはその地点への到達度を言っているのだろうか。
人にはそれぞれの人生があり、それぞれの選択をし続けていくことで「真の自分」を創造することができると書かれていたが、それが「レベル」とどう関係してくるかについては書かれていなかった気がするのだ。
この「レベル」について特に詳しく書かれていたのは、著者が経済的な豊かさを人生の目的の一つと考えていることについて「神」が「あなたはまだそのレベルなのか?」と不思議がった部分である。
つまり、物質的な豊かさとは「相対的な世界」を表し、神がいる「絶対世界」こそがすべてを豊かにする「精神的豊かさ」なのだ。
精神的な「レベル」が高くなれば「物質的豊かさ」への興味もなくなると同時に、自動的に物質面でも永遠に満たされるようになると言うのだ。
ただし、「神」もどのレベルにいようとあくまでも本人が選択するものであり、「良い悪い」ではないとも言っている。「やりたければ何度でも同じレベルの人生を送っていい」とも。
そして、私たちは今まで何百回も転生しながら、あらゆる経験をしてきているらしい。それが「すべてを知っている」感覚なのかもしれない。そして、おそらくは一つ一つの人生ごとにテーマがあるのだ。
私の場合、今回の人生でのテーマは間違いなく「愛と豊かさを味わうこと」だろう。
つい最近になってそのことに気づいた。
遅ればせながら、やっと・・・はっきりとわかったのだ。
そして、つい先日の瞑想で受け取った「この世から消える」というメッセージの意味についてもやっとわかった。
私たちの魂は「真の自分」を創造し、完全に神と一体化することにより、「転生」を終えることができるらしいのだ。
つまり、もう「この世」を生きなくても良くなるということである。
実は私はこの1年ほど、時折そのことを魂に祈っていたのだ。
「もう生きることは十分です」「魂の故郷に帰らせてほしい」と。
そして、今も毎日のようにこう祈っているのだ。
「過去のすべてを忘れます」「新しく生まれ変わります」と。
つまり、私はこの人生でのテーマ「愛と豊かさを味わうこと」を成し遂げた後に、本当の夢「この世から消えること」を叶えることができるのだ。
もしかすると今すぐではないかもしれないが、少なくとも「それを選択できる機会が与えられる」ということではないだろうか。
今の私にできることは「この世から消えることを選ぶ」と意図することだけだ。
それは悲しくも寂しくもない、神と一体化するという無上の喜びなのである。
「神との対話1」2回目の感想を書いていたはずが、いつのまにか思わぬ方向へ話が逸れてしまった。
いや、「それていない」とも言える。
なぜなら、これらはすべて「神との対話1」を2回読まなければ気づけなかったことだからだ。
そして、私は4,5日前から毎日奇跡が起きていることをはっきりと感じている。
すべてが喜びとしか思えないような状態がやってきているのだ。
これはまさに、「天国」である。
私は4,5日前から毎日「私は今、天国にいます。私は今、最高に幸せです。私は今、最高に豊かです。ありがとうございます。」と暇さえあれば唱えている。
このような言葉を抵抗感なく言えるようになったのは、私が「事実を言っているから」に他ならない。
そして今日、「神との対話2」、「神との対話3」の2冊が届いた。
ちょうど10天体が順行している、新しいことを始めるのに最高というこの期間に、新たな学びのチャンスを得たこともまた素晴らしい奇跡である。
※この感想文はあくまでも私個人の主観によるものであり、本の内容を解説するものではありません。
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桑田華名
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