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母と私の365日

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2024年1月9日。母が魂に還りました。この日までの1年間で、母の生き様や母の想い、家族って何か、人が死ぬことについて、思いを馳せて感じてた事を書き綴ります。在宅で親を看取るとは…
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#在宅医療

息を引きとる。〜母と私の365日⑥〜

息を引きとる。〜母と私の365日⑥〜

1月8日。私は自分の家に帰ってた。
18時頃、父から電話が入り、状況報告。
「お母さん、ほら、娘だぞ。」
「お母さん、ご飯食べてねー。お薬も飲むのよー」
「はーい。ありがとうーー」

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1月9日。
その日は、仕事始めだった。
午前中、体操教室をやっていた時、
父から電話が入った。

「先生が話したいそうだ」

「娘さんですか?お母さん、呼吸も苦しそうで、腹水でお腹も張って痛み

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最期はお家で過ごしたい。父の愛情と母の大切なもの〜母と私の365日⑤

最期はお家で過ごしたい。父の愛情と母の大切なもの〜母と私の365日⑤

一度は病院で最期までと決めたけれど、
近くの病院に転院してからの母は思った以上に、元氣だった。

その姿を見た医師が、
1ヶ月や2ヶ月病院で過ごすのはしんどいだろうと、
在宅看護を勧めてくれた。

何かあればウチ(病院)にくればいい。
歩けるなら家で自由に暮らした方がいいんじゃない。

医師の言葉はとても軽かったけれど、
その言葉に勇氣をもらって、
「私が全面的にサポートするから、帰ろ」
そう母に

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大丈夫じゃないけど、大丈夫。いつも通り、いつも通り〜母と私の365日〜②

大丈夫じゃないけど、大丈夫。いつも通り、いつも通り〜母と私の365日〜②

2023年1月。
症状は少しづつ、母の身体に浸透していたんだと思う。
母は、介護の仕事をしていたのだけど、それも続けていた。一見、これまでと変わらない毎日。
穏やかな普通の毎日。

不安の虫をそれぞれ抱えたまま。
母も、父も、兄も、私も。
それぞれが、それぞれの、不安を心の奥底にしまっていたんだと思う。
外に出してしまったら、現実になっちゃう氣がして。

その時期、私は、あえて母の事とか、これから

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