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大きな虹のかかった日
周りには素敵なヨガの先生が沢山いるし、私はまだまだ身体が硬い(元々はわざとやってるの??!とびっくりされるほど硬かった!)、難しいポーズは出来ないし、喋りも上手くない、声も張れない、自分もまだまだ整ってないのに、わたし本当にヨガを教えるの??ネガティブな自分の心の声が何度も何度も聞こえてくるけど、、
でもわたしは何がやりたいのか?何で周りの人を幸せにしたいのか?を掘っていくと、やっぱりヨガの世界、愛と感謝の世界を伝えたい。先生というとしっくりこないけど、ヨガを学んだ先輩として周りの人たちに伝えて、何か気づきや癒しになったり、身体や心を緩めて弾力をつける手伝いができたら、と思って、見切り発車だけど、走り出した。
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わたしは、なかなか子どもが出来なかったけれど、ヨガを始めて身体が温まったのか、精神面の変化からか、妊娠することができた。喜びも束の間の流産。でもヨガの学びに支えられて乗り越え、そして子どもを授かることができた。産後は細々としか続けていなかったけれど、初めの慣れない授乳の時以外はヨガのお陰か肩こりも腰痛もほとんどなかった。だけど、小さな違和感を積み重ねて起きた暗黒期。その中でまたヨガに戻されたように感じる。そしてやっと被害者意識からでて、自分の内側へ戻ってきている。
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息子が通っている森の幼稚園のお隣の素敵な宿で、住み込みで働いて園に通っている母子がいて、ある日息子がその子の家に遊びに行きたいと言い出したところから、お話するようになった。彼女は宿の仕事をしながら、そこで瞑想を教えていて、ヨガと瞑想とカレーの会をやらない?と提案してみたら、快くオッケーしてくれた。宿の瞑想室で10月から3回開催して、幼稚園のお母ちゃんたちそしてお父ちゃんまでも来てくれた。来てくれた人たちはみんな、自分ではネガティブポイントと思っていた私の声が良かったと言ってくれた。
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ヨガは瞑想を行うための身体作り精神作りであって、目的は瞑想なのだけれど、わたしはまだ瞑想に深く向き合えていなかった。この会のお陰で瞑想との向き合い方を学ぶことができ、瞑想に向かわせてくれた。もっと一緒にやって学びたかったのだけど、色々あったそうで、母子と宿の数名で新しい場所へ旅立ってしまった。でも今は離れていても繋がることはできるから、オンラインでまた一緒にやろうと話して。
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彼女が旅立った日は、空にとっても大きな虹がかかっていて、残して行ってくれたものの大きさと、軽やかに旅立って行った彼女の未来の輝きを感じた。