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立ち止まるから、本音に出会える

今年は毎日noteを投稿すると意気込んでいましたが、先日更新が途切れてしまいました。

わざわざ課金して予約投稿できるようにしてたのに、予約を忘れるという失態。本当にショックです・・・

でも、ただ忘れてしまったんじゃなくて、

夫婦で本気で話し合いをしていたら、
日付が変わっていた

結果なので、人生という視点で見れば、とっても有意義で大切なことを守ったと思います。


今日はそんな話し合いの中で「私たち夫婦が”本当に大事にしたいこと”を大事にするために」出た答えを少し長くなるのですが、共有させてください。


去年の秋から始まった私たちの挑戦を先日記事にしました。

実はこれ「廃校の利活用」への挑戦だったんです。

今は情報が開示されたので、もうボカさずに書いていいと思うので、この記事より赤裸々に私たちの半年間の物語を綴ろうと思います。

物語が動いたのは夫の一言。

「あそこって使わせてもらえないのかな?」

移住してきて住んだ家の近くには、使われなくなった公民館がありました。

その廃公民館を見て、「ここって修繕して使えそうだよね」と、ふと思いついて、市役所に問い合わせてみました。

すると、「取り壊す予定しかないので、そういう希望があれば公募をかけて利活用していただくことは可能です」と返答をいただきました。

実際に中を見せていただき、修繕すれば使えそうだったので、私たちもワクワクしていました。


帰ろうとした別れ際、

市役所の方から
「ちなみに・・・廃校の利活用には興味ないでしょうか?」と言われました。

「廃校・・・!!」
実は私、大学生の時、一度夢見たことがあるんです。廃校だったらなんだって出来る!私のやりたいことも全部叶えられるんじゃないか!って妄想を膨らませていました。

最近は廃校を利活用する自治体や企業が増えており、「機会があれば」と思っていました。

だから、そんな申し出は寝耳に水でした。いや、藪から棒かな?笑
本当に「そんなことある!?」とただただ驚きでした。


そうして市内の廃校リストも一緒に受け取った私たちは、一つ一つ回ってみて「ここの小学校だったら、私たちのイメージともぴったり!」という場所を見つけました。
夫は元教員だったこともあり、廃校の利活用なら自分にも活かせる経験がある!とすごくワクワクしていて、正直あんなにワクワクやる気に溢れる夫をみたのは初めてでした。

私も嬉しくなって、企業相手に個人事業主がどこまで相手にされるか、採用されるかはわからないけど、「やるだけやってみよう!」ということになりました。


「今年度中には公募が開始できるように準備していますので、ぜひ挑戦してみてください」と担当者の方とお話しして、私たちは事業計画書を作成しながら準備を進めていました。


ついに、「公募の受付が始まりました」とお知らせメールが来たのが、先日のnoteを書いたとき。(2月頭)

公募の流れは、最初に意向確認の書類を出して、問題ない事業主だと判断されれば、ちゃんとした資料を提出し、面接とプレゼン。採択。

という順序で進むとのことで、まずは意向を提出。


・・・したのですが、いよいよ審査用の提出書類(住民票とか過去帳簿とか)を準備する中で


本当にいいのかな?



という気持ちが出てきました。

偶然なのか夫からも「後戻りはできないね」と言われ、本当にこのまま突き進んでもいいのか考えた方がいいような気がしてきました。


二人ともなんとなく違和感を感じていたのです。

事業計画書も自分たちなりに作って「出来そう」という計画は立っていました。最初の3年くらいはかなりがむしゃらに頑張らないといけない数字ではあったし、今の事業をやりながら新しい事業を始めるので、夫婦の時間はなくなりそうでした。
それでも現実的で黒字で推移しそうな計画を作ってきて、やりたいことはやれるように考えていたので、あとはやるだけ!になっていたのに。


「なんかさ、文鳥カフェをやろうって夢が出来たのは、二人でいることが大事だからだったよね・・・」そうして静かに話し合いが始まりました。


一番大事なのは、二人のペースで楽しんで、一緒に進めることじゃない?
多分、廃校は楽しいよ。楽しいけど、プレッシャーもあるし、責任感でやらなきゃ、楽しまなきゃになっていくかもしれないよね。そうなった時、うまくいかなくなった時に、また心から楽しい!の状態に戻れるかな?
追加融資する?なんの戦略でいく?そんな狭い現実的な選択肢での話し合いになっちゃいそう。

私、自由を愛してるのに・・・!


それって本末転倒になりそうだよね。
もしやるってなったらお互い覚悟して、きっとその時の最善を尽くして頑張れるけど、「そういう人生もある」って感じじゃない?
なんていうか「心からワクワクするからやりたい!!」じゃなくて「そんな人生だったら面白そう」みたいな、どこか他人事っぽい。

Kana

やめる・・・?


最初は山を買って、自分たちで切り開いてセルフビルドしたいって話してたよね。その記録をYouTubeで流して文鳥カフェもしながら、どんどん自分たちが作りたいものを作って、Kanaはその山をテーマパークみたいにしたいって。
そっちのが「ワクワク」で言ったら、ワクワクするよね。

やめよっか。



話し合いの結果、挑戦はここでやめることにしました。

悔いはありません。

でも収穫はたーーーくさんありました。

  • 二人で真剣に話し合う型ができた

  • 事業計画書の大切さを知った

  • 二人の得意、不得意を共有した

  • 市役所の人も動いてくれる

  • 国の制度やお金の仕組みに詳しくなる

他にも細々とした成長したことがたっくさんありました。

だからここまでやってきたことも何一つ無駄になっていない。

担当者の方には申し訳ないのですが、他にも魅力的な候補者の方はいっぱいいたようなので、その方々を応援します。


今回のことで改めて、立ち止まることで本当の自分の気持ちを大事に進めるなと実感しました。
ジャーナリングサポートをしていても、この話はよくしていました。

ジャーナリングはすぐに答えの出る特効薬ではないので、どうしても立ち止まって何もしていないように見えてしまうのです。

短期的な視点で見ればそうかもしれません。
しかし、人生という長期的な視点で見れば、「必要な時間」なのです。

時間の流れが早い現代だからこそ、一度立ち止まってゆっくり自分の心にしっかりベクトルを向け、考えることが大事、そう思います。


「立ち止まることはチャンスの始まり」
このマインドを大事にしています。

だから今回立ち止まって考えてみて、本当に私たち夫婦が目指すべき暮らしの形も見えてきました。


次のステージに行くチャンスです。

今までは廃校のことがどうなるかわかんないと次にも進めないね、と何もしない日々もありましたが、また夢の実現に向けて私たちのペースで進んでいきます。

話し合いのあと、どんなテーマパークにしようか?と話して、スケッチブックに理想の家を描いてみました。
私は壊滅的に絵心がないので、それをgptに描き直してもらったのがこちら。

家の隣が文鳥カフェのつもり。あとは多肉用のハウスやハーブガーデン。みんなが集まれるイベントスペース。天体観測ができる場所もあります。


うん、こっちのがワクワクする。
時間はかかるだろうけど、やっていこう。

また夢に向かっていく私たち夫婦を見守って応援していただけたら嬉しいです!!


最後まで読んでいただきありがとうございます!
今日の話があなたにとってお役に立てれば嬉しいです❤️
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