カメラを持って、秋の熊本旅
11月の前半、今回も帰省を兼ねた1泊2日の熊本旅をしてきました。
今回は西鉄電車で「薬院駅」から「大牟田駅」へ移動し、「大牟田駅」からはJR九州に乗り換えて「熊本駅」までの電車旅。
「新華楼」でタイピーエンランチ
今年の3月に訪れた「会楽園」のタイピーエンがまた食べたくて再訪したいなと思いましたが営業時間に間に合わなかったので、今回は初訪問となる「新華楼」へ伺いました。
熊本路面電車の「蔚山」電停が目の前にある小さな店舗。
中に入ると地元のかたが2組と持ち帰りの方が1組待っていました。
見た目も完璧なタイピーエン、会楽園より少しだけ塩味が強いガツンとしたスープ、春雨と具材にしっかり出汁が効いており美味。揚げたまごもうれしいです。
シンプルなチャーハンがタイピーエンとの相性抜群!
そして、店名入りのオリジナルのオーバル皿がたまりません。
2人で2品をシェアして1400円、とてもリーズナブルなランチとなりました。
熊本のオアシス「島田美術館」
以前より憧れていた「島田美術館」にようやく訪れることができました。先ほどの「新華楼」より車で7,8分の閑静な住宅街にある美術館です。
食後だったので、まずはカフェはお茶をいただきたく「カフェ 木のけむり」でひと休みしました。
庭の樹々を眺めながら寛げる半地下スペースの席があったり、窓際のカウンター席があったりと素敵な雰囲気に一瞬でこのカフェの虜になりました。
11月とは思えない日差しが強く暖かい日だったので、アイスティーとアイスコーヒーをいただきました。
グラスも真鍮のコースターも、そして木漏れ日、全てが愛おしい。
まるで夏の終わりを慈しむような1枚になったけれど、アイスコーヒーを飲み終えたあとに見えたグラスの赤い三角がなんとも可愛く、しばしこの風景を嗜んでいました。
スタッフの方(おそらく家族だと思います)が皆さん、素敵でちょっとした会話やコミュニケーションも良い思い出です。
憧れの暮らしを垣間見た気がしました。
さて、のんびり休憩をしたので展示を見ることにします。
この日は福岡の大川で製作されている家具工房「楪」さんの木の椅子展が行われていました。
素敵な椅子と作家さんのお話しを聞きながら、贅沢な時間を満喫。
帰りに木のミニプレートを購入しました。
本館1階の一角に「種子の展示」があり、その可愛い世界観に魅了され、こういうのが好きな両親と友達へすぐ連絡を入れて共有(笑)
15年振りの再訪「カフェグレコ」
夕飯の予定まで1時間程、時間に余裕があったので久しぶりに「カフェグレコ」を訪れました。
閉店前にも関わらずやさしく対応して下さり、マスターと奥様のやさしさが溢れる素敵な喫茶店です。
以前、インスタグラムでグレコの底が膨らんだ丸いグラスが気になっていたことをマスターに伝えると「グラスはどれも底が丸いんじゃないの?」と言われ、小さな笑いが起こりましたが、私が求めていたグラスでレモンスカッシュが運ばれてきました。
「これです!」と、伝えて写真に収めて大満足。
次回はランチも食べてみたいです。
店の前は路面電車が走り、相変わらず風情のある素敵なエリアだなと感じながら熊本駅へ向かいました。
ブルーマウンテン専門店「A BLUE COFFEE」
翌朝、宿泊先のホテルから歩いてモーニングコーヒーを飲むためにシャワー通りにある「A BLUE COFFEE」へ行きました。
数あるブルーマウンテンの中から、アメリカーノとブルーマウンテンホワイトを選びました。
スッキリさと風味の豊かさ、そして飲んだ後も続く余韻が忘れられません。
人通りがまだ少ない朝のシャワー通りで美味しいコーヒーが頂ける素敵なカフェは、ファッションやカルチャーの雰囲気も感じられて非日常感を味わうことができます。