些細なことで悩む私はHSP/HSS型だと知りました。
最近自分がHSP/HSS型であることを知った。
先日大学の友達とディズニーへ行ってきたのだが、一日中人と共に行動することが私には負担だったのか帰宅してからどっと疲れに襲われた。実はこのようなことは今まで何度も経験してきていて、なぜ私は些細な事で傷ついたり、他の人は感じ取らないようなことまで感じ取ってしまうのだろうと昔から悩んでいた。
ネットで悩みを調べていると”HSP"という言葉に出会った。
HSPとは?
英語では、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)といい、「ひといちばい繊細な人」という意味で、この頭文字を取ってHSP(エイチエスピー)と言います。これは90年代のはじめ、繊細な人についての研究をはじめたエレイン・アーロン(Elaine Aron)博士によって付けられた「人の気質」を表す名称です。
引用元:新宿ストレスクリニック
どんなことなのかを簡単にまとめてみると....
・脳内の神経が高ぶりやすい傾向にあるため、不安や恐怖を感じ取りやすい
・人口の20%ほど(5人に1人の割合)
・病気ではなく、人の気質
・他人の気持ちに敏感で、感受性が豊かであるが、悲観的でネガティブな考えを持つ人
エレイン・アーロン氏はHSPには”DOES"と呼ばれる4つの属性があると唱えた。
♦︎Depth of processing 『深く処理をする』
♦︎Overstimulation 『過剰に刺激を受けやすい』
♦︎Empathy and emotional responsiveness 『感情反応が強く、共感力が高い』
♦︎Sensitivity to subtleties 『些細な刺激を察知する』
HSS型とは?
HSSとは”High Sensation Seeking”の略だ。どのような特性があるのかというと....
・興味の対象が次々と移り、飽きやすい
・HSPの内の30%。人口の約6%
・新しい刺激を求める
・新しいスキルは好きだが、退屈しやすく、傷つきやすい。人一倍変化に敏感
・刺激を求めるのに、刺激を受けると刺激過多に陥る
・他人の気持ちを汲むことに長けているため、自分が何を希望しているのか不明確で「自分がない」と感じている。
引用元:https://www.atpress.ne.jp/news/184273
正しく私の事ではないか!
私の過去の経験を書いてみると....
・どんなに仲のいい友達でも1人の時間は絶対に欲しい
・友人と遊んでると知らないうちに気疲れをして家に帰宅するとぐったり
・基本的にいつも一匹狼でグループに所属していない
・話す相手によって人格が変わったように別人になる
・周りからはしっかりものと見られがち
・「自分がない」と感じる
『新しい事に挑戦したい!私も何かで活躍したい!色んな人と繋がって自分をアップデートさせたい』
そうは思うものの、実際に行動してみるとやっぱりこれじゃないかもしれない....と模索。自分らしさとは何なのか分からなくなりごちゃごちゃな自分が嫌いになる。
なんてことは今まで何度も経験した。
特にこの言葉はピンポイントでグサリときた。
HSS型HSPは、本当の自分と「周りから見える姿」に大きなギャップがあります。
引用:https://kandouya.net/mylife/hsp/4189/
HSP/HSSでも悪いことばかりではない
♦︎努力を努力と思わない
♦︎一匹狼でいることを覚悟している
♦︎人の心理を理解している
♦︎自分の長所を自然に活かしている
♦︎謙虚である
引用:https://kandouya.net/mylife/hsp/4189/
『人の心を理解しすぎて辛い』、『周りから見られている自分と本当の自分が違う』、『いつも一匹狼でいる』などということは普段自分の短所として見てきたが、短所は長所でもあるということを改めて感じた。
HSPの人もHSP/HSS型の人も人の発言や、自分を取り巻く周囲の環境にとても敏感が故に『息苦しさ』や『自分が周りと何か違う』感覚を抱くことはあると思うが、これを理由に自分を拒絶することはしないで欲しい。
私自身、学生時代から常に1人行動を好み、女子の集団には属さず、周囲の環境の変化は人一番敏感で、こんなにも悩んでいるのは私だけなのかと孤独な思いをしたが、自分はHSPという少し繊細すぎる人間であることを理解してからは何倍も生きやすくなった。
以前の私のように、何故自分だけこんなにも悩むことが多いのか分からずに苦しんでいる人がいるのであれば、自分がそういう気質の人間であることを理解してもらえるように少しでも多くの人にHSPの存在を知ってもらいたい。
『メンタルが弱い』、『病みやすい』、『自己肯定感が低い』という言葉で片づけられてきた私だが、実際はそういうわけではないことを理解して欲しい。
おすすめサイト
以下にHSPを診断できるサイトと、HSPとは何なのかを理解するために読んだ記事を載せておくのでよかったら是非使ってみてください。
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