キンモクセイの香りの漢方効果
街を歩くと、あま~い良い香りが漂ってきます。
黄色い小さな花のキンモクセイ
漢方の勉強をしていた時に、この香りに薬膳効果があることを知り、とてもビックリしました!
「桂花」という生薬名で、花の部分を良く洗い天日で乾かして、お湯を注いでお茶やお酒に漬けて薬酒として楽しむことが多いようです。
「桂花珍酒」という中国酒は白ワインに花を漬けたもので、中国でもとても人気があります。
桂花は、体の中から温める効果や気の滞りを解消させる働きがあると言われていますが、その香りのよさで気分を落ち着かせたり、上げたりするのに使うのが良いと私は思っています。
以前に香港に行った時に、スーパーのスナックテラスみたいなところで食べたスイーツにヒントをもらって、画像のようにゼラチンで固めたスイーツを作ったことも。
キンモクセイの花は捨てられてしまうことが多いので、ご自宅やお知り合いのおうちにもしあれば、庭掃除ついでにもらって、ゴミをとり、よく洗って。天日干しすれば、使えます。
同じ種類の白い銀木犀も、ほぼ同じ効果がありますよ!
お茶にする場合も、カップにキンモクセイの花とお湯を注ぎ、お皿などで蓋をして蒸らして香りを出すと、いや~な気持ちをスッキリさせます。
気を巡らせるので、ガンやひどい鬱のある方はおススメしません。
身近にある生薬。
上手に使って、お腹も心もハッピー気分を味わいましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?