静かな心の旅。 マインドフルネスを入り口にして。
私は、10代の頃から「生きずらさ」を感じていました。
今にして思うと自我が強く、自己中心的で人生が思うようにならないという不満だったような気もしますが、生きるという事が何だか虚構のように思えて、いつか自分の周りの景色が舞台の大道具のようにパタパタと倒れて、「はい、お疲れさまでした」とこの人生が終わるような気がしたこともありました。
それから、20代から50歳代まで色々と迷走しな、大げさに言えば「生きるとは?」と考えてきたように思います。
と、言いましても、もともとの気性が楽天的なので常にシリアスであったわけではありません。
ヨガ、呼吸法、宗教、瞑想、哲学の本を読み、セミナーやワークショップ、グループに参加したり。
アメリカのネイティブアメリカンの生き方を感じたくて、アリゾナ、グランドキャニオンに行ったり。
仏教を知りたくて、タイ、ネパール、チベット、インドの寺院名を巡り、ダライ・ラマ猊下にお会いしたり。
そして、今から8年前ドイツの友人から「ラマナ・マハルシ」と言うインドの覚者の本を頂いたことで私の心の旅は終わりました。
↑ ラマナ・マハルシです。
ラマナは、「人は皆すでにそれを持っている」と言います。
だから、探すのをやめなさい、と。
体感は出来ないけど、その教えがピタッとはまりました。
より良い人生を送りたい、安心して暮らしたい、誰でもそう考えると思いますが、それを求めるという思考自体がすでにある静寂を打ち消していたのです。
思考は起こって当たり前だから、放っておきなさい。
感情も湧き出るままに味わいなさい。
そして、静かにただそこにありなさい、という教えはシンプルでとても心地の良いものです。
昨年は、そのラマナ・マハルシの弟子のパパジーの弟子のイーライの弟子のジャレッドさんがオーストラリアから来てくれてセミナーを行ってくれました。
ラマナのお弟子さんのパパジーの動画です。
↑パパジーのお弟子さんのイーライとガンガジご夫婦。
私も数年前にお二人のセミナーに参加しましたが、5日間のセミナーを終了して少ししたときに、急に心の働きがピタッと泊まり、雑念が半日ほど何一つ浮かばなかったのです。
↑ジャレッドさんは、気さくなオージーと言う感じ(笑)
上の動画は、ジャレッドさんがマインドフルネスと、自己探求について説明してくれています。
マインドフルネスを入り口に、次に自分とは何かと言う自己探求に入っていくことを話してくれています。
そして、来年早々にこのジャレッドさんが又来日セミナーを行ってくれるので、今から楽しみにしています。
詳細
この教えの誘導瞑想のきれいな動画です。
この動画では同じパパジーのお弟子さんのムージーと言う方が教えてくれています。
ご興味のある方は是非、ご覧になってください。
心と体を考える整体院 杉並区・西荻窪 鴨下療法所