私がモヤモヤから抜け出せられないのは 考えている思考がまとまらないのは 同じ考えをぐるぐるしてしまうのは 自分が彼との距離を取らなさすぎたせい 私が距離を縮める事で、私のエネルギーが無意識に彼に吸収され、彼はどんどん癒やされていくけど 私は疲弊していき、癒しを求めてどんどん執着を深めていた 自分軸がなくなったまま進んで、執着を強く持ったまま関係を深めて行くことは本当に怖い。 それは関係が終わった時に自分自身を見失ってしまうから。 自分を取り戻すために、そのまま楽しかっ
現役の看護学生が美容室にバイトを希望して面接を受けに来た。 当時のオーナーは採用するか迷ったそうだ。そもそも違う免許を目指している人材であり、その後につながる人材でもない私を雇用するのにはそこまでメリットはない。 しかし募集は集まらず、バイト希望だし、雑用要員でもという形だったのだろう。採用されることになる。 学校が終わってからの数時間、土日は丸1日。私は美容師もどきとしてバイトをする事になる。 掃除やスタイリスト達のヘルプなどが主な業務ではあったが、お客様から見
看護学校といっても学校自体は新しく、生徒数も少なくアットホームな学風で、時間数なども高校と変わらず、高校の延長のような学生生活を送り出していた。 専門学校に入ると私はすぐ、美容室で髪を明るくした。高校では禁止されていたがパーマをかけたりしていた私は、ヘアスタイルにはそれなりに興味を持っていた。中学の頃も明るい髪の色に憧れてオキシドールやら、コーラやらで明るくならないか試したくらいだ。 美容室というのは独特な空間で、来店した時より帰る時のお客様の満足した感じに不思議な
将来を考えるにあたり優先順位が出てくる。何をしたいのか、何になりたいのか。幼い頃の漠然な夢より、高校にもなると進路を否応なしに迫られ、卒業後の自分の行く末というか、将来就きたい仕事に対しての進路を真剣に考えなければならないようになってきていた。 幼い頃から計算を主流にしていた学び事をしていたこともあり、ありがたい事に数学は授業を聞いてなくてもそこそこ点が取れ、その他にも理系の分野は全般的に得意にしていた。 その当時なりたいと思っていた日本語教師の道へ進むために文系の道
私の幼い頃は、今のように情報を個人で多大に取り入れる事はできなく、雑誌やテレビ、ラジオなどで沢山の情報が溢れていた時代だった。 娯楽もやはりテレビやラジオが主流で、その中でも現実離れするような幽霊や宇宙人、世界の不思議などという内容は、幼い私に沢山の不思議と不安を刷り込ませてびびらせていたのは間違いない。 中でも1999年のノストラダムスの地球滅亡の予言は本気で信じていて、テレビで放映されるとなると、自分の将来起こり得るかもしれない世界の終焉を、幼いながらに不安を感