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上久保の言葉:相手のために動いてこそ。

ゼミ生に語った言葉です。うちのゼミは、課題が多いです。ゼミのnoteをみてもらえばわかりますが、事前にひとりひとりが書評や英字新聞の紹介、1対全員の討論(クリティカルアナリティクス=CA)の準備があります。そして、ゼミ終了後に、自分たちの学びを社会にオープンにするため、noteにアップするのです。

その上、競争力養成プログラムは、正規のゼミの前の1限(9時スタート)から始まります。

そのため、課題の提出の遅れや、1限の遅刻などをなくすため、リーダー(ゼミ長、競争力養成プログラム長)は、ゼミ生に声をかけ続けるのです。

ある時、私がそのことについて言及しました。ただし、叱ったりしません。私がゼミ生に語ったことは以下の通りです。
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経済の本質を知っているか?それは、「相手のために働いたら、おカネをもらえる」ということだよ。

自分のためにしても、おカネにはならない。稀に、推し活とか自分の好きなことをしていて、カネになるひとがいるが、それは、推し活で集めた情報が相手にとって有益だから、おカネを払ってもらえるんだ。

だから、社会に出て食べていこうと思ったら、相手のために動くことだ。常に、相手のためにどうするかを考えることだ。

「遅刻をするな」「課題を期限までに出せ」というルールを守れと言うのを、俺は君らのためにいうつもりはない。俺は、「君らの仲間のために守れ」といっている。

課題を提出するのは、仲間の学びの場を作り、守るためにするのだ。

リーダーは、ほんとに言いにくいことを一生懸命言っている。それをいい加減に受け取るな。リーダーのことを考えよ。

ゼミだけじゃない。日々、いろんな場面で、相手のことを考えて行動することを考えよ。

自分のためにやりたいことをやるなんてのは、小さなことだ。相手が望むことに気づいて、やることで、自分という人間も大きくなれる。自分のやりたいことをやる場も自然とできてくるのだ。




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