かみぽこぽこ(上久保誠人)

通称かみぽこちゃん。立命館大学政策科学部教授。愛媛県立大洲高等学校、早稲田大学第一文学…

かみぽこぽこ(上久保誠人)

通称かみぽこちゃん。立命館大学政策科学部教授。愛媛県立大洲高等学校、早稲田大学第一文学部卒業。伊藤忠商事(株)を経て2008年、英国University of Warwickで博士号(政治学・国際学)取得。2016年より現職。主な業績は『逆説の地政学』(晃洋書房)。

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医師・看護師はもう限界!デルタ株で高まる「自衛隊野戦病院」の必要性

私は、本連載で以前(連載275回)から、野戦病院を新型コロナ対策の「切り札」として提案してきた。デルタ株が猛威を振るっている今になって、野戦病院が現実的なコロナ対策案として浮上している。

    • 英国流離譚:人生を変えた留学:日本留学準備編(7)はう きゃない せい ○X△ いん いんぐりっしゅ??

      しばらくの間、「旧かみぽこぽこ」を書き直したものが続きます。ご容赦のほど。 しかし、この館内で日本語使用不可という規則には、最初ほんとにまいった。 授業中はまだいい。授業の間の休み時間が困った。なにしろ会話をしようにも、しゃべっていて単語3つの内1つはわからなくなるのである。 例えば、「わたしは弁当を買いに行きたい」というのに、「I want to buy……..」で弁当がわからないのである。 最初の一般英会話の授業で、こういう時にどう言ったらいいのか習った。 「H

      • 親父と俺(8)決して忘れないこと

        ここまで7回書いてきて、こう思う人がいるんじゃないだろうか。 かみぽこさんは、ちょっと挙動不審のがり勉タイプのおぼっちゃま。まあ、どの学校にも1人か2人いたタイプ(笑)。 そうだったんですよね。それは否定しない。ただ、俺の場合は、親父に 「体育会系養成ギプス」 のようなものを無理やりはめられて、強制的に矯正されたようなもんだ(笑)。 まあ、大洲のような田舎においては、「おぼっちゃま」のような存在だったのは否定できない。両親が学校の先生で、品のいい家の育ちであることは

        • BSフジプライムニュース『“令和の大政局”少数与党×分散野党“政界秩序”の行方』YouTube

          テレビ出演のYouTubeが公開されました。ま、よくも悪くもこんなもんです(笑)。 それで、今からドバイ経由でロンドン出張ですわ。仕事ってのは、順序よくくるんじゃなくて、忙しくなると、わーって立て続けにくるんですよね。ま、忙しいことは華です。 それでは、また。

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          テレビ出演:「BSフジ・プライムニュース」

          テレビ出演します。テレビではだいたいおとなしいので、そう思って観てください(笑)。 日時:11月4日(月)20-22時。 新たな政界秩序の行方 令和の大政局の勝者は 非自民政権失敗の教訓 “令和の大政局”少数与党×分散野党“政界秩序”の行方 自公過半数割れを受けた与野党の多数派工作が難航し“少数与党”による政権運営が現実味を増している。大転換を迫られる自民党政治の行方を読み解く。 圧倒的多数で進めてきた自公政治が今、大きな転換点を迎えている。もし政策ごとに各党との連携

          テレビ出演:「BSフジ・プライムニュース」

          (総選挙総括4)「シン野党連合」は政権交代できなかった時から始まるもの。野党は粘り強く自民党に代わる「国家像」を議論すべき。

          立憲民主党(以下、立民)の野田佳彦代表は、特別国会で行われる総理大臣指名選挙での自らへの投票の協力などを、他の野党に呼びかけた。 だが、日本維新の会(以下、維新)の馬場伸幸代表は、「大義や具体的な政治改革案がなければ、くみすることはできない」と述べた。馬場代表は、野田代表の要請をいったん党に持ち帰ったが、その後「首相指名の決選投票で立民に協力しない」と表明した。 国民民主党(以下、国民民)の玉木雄一郎代表は、「ずっと前から基本政策の一致が大事と言い続けてきた。それをしない

          (総選挙総括4)「シン野党連合」は政権交代できなかった時から始まるもの。野党は粘り強く自民党に代わる「国家像」を議論すべき。

          (総選挙総括3)「政権交代」よりも重要な、日本政治の本質的変化:「ラウドエクストリーム(自共連立)」から「サイレントマジョリティ(保守中道大合同)」へ

          「国民民主党は、議席数以上に国会で存在感を示しつつある。自民、公明の与党が過半数を割り、他党との協力なしには国会運営が進まないためだ。一方で、政権奪取を目指す立憲も、国民民主との連携は避けて通ることができず、国民民主が永田町の大勢を左右する状況が生まれつつある。」 ということになりました(笑)。 海外メディアの取材をいくつか受けたのだが、石破茂首相の持論「アジア版NATO」がどうなるのか?という、国内ではほとんど話題にならないことへの質問が多かったが、それとともに聞かれた

          (総選挙総括3)「政権交代」よりも重要な、日本政治の本質的変化:「ラウドエクストリーム(自共連立)」から「サイレントマジョリティ(保守中道大合同)」へ

          (総選挙総括2)サイレントマジョリティの「戦略的投票」があった。

          さて、今週はダラダラと小出しに総選挙総括をしていきたいと思う(笑)投開票日当日、私は野党支持者に対して「政権交代のために戦略的投票を!」と、ささやかながら呼びかけた。 もちろん、そんな呼びかけなど誰に届くわけではない。ただ、自民党・公明党の連立与党が過半数割れという、予想を上回る「大敗」の背景に、「戦略的投票」はあったのかは興味深い。 すべての選挙区の結果を詳細に分析するようなことは、もちろんできないので、印象レベルの話ではあるが、「戦略的投票」はあったと思われる。 た

          (総選挙総括2)サイレントマジョリティの「戦略的投票」があった。

          (総選挙総括1)いまだに一緒になれない屁理屈を言う野党側。政権交代ができそうにない状況を、まずは猛省してほしい。

          凄い結果になりましたね。ほんとに「1993年の総選挙・細川護熙政権誕生」に近い状況が生じましたね。 そして、ほんとに国民民主党(以下、国民民)玉木雄一郎代表が「キャスティング・ボート」を握ることになった。キャスティング・ボートとは、「議会において2大勢力が拮抗していずれも過半数を制することが出来ない時に、第三の少数勢力が決定権を握る状態」のことだ。 立憲民主党(以下、立民)の野田佳彦代表は、特別国会での首相指名について、「首相指名を戦うべき環境になるなら、取りにいくのが当

          (総選挙総括1)いまだに一緒になれない屁理屈を言う野党側。政権交代ができそうにない状況を、まずは猛省してほしい。

          (総選挙5)政権交代を望むならば、野党支持者よ「戦略的投票」を!

          衆議院議員総選挙は、いよいよ投開票日となった。最後に1つだけ言っておきたいと思う。 私は、政権交代を望むわけではない。野党を支持しているわけではない。しかし、政権交代を望んでいる人、一度は自民党を下野させて反省させたいと思っている人が明らかにいる。そういう方々のために、1つだけ言っておきたいと思うのだ。 それは、「戦略的投票」を考えてほしいということだ。 私は大学の授業で、さまざまな「選挙制度」について、単純なサンプルを用いて、その長所・短所の特徴、投票の結果、どのよう

          (総選挙5)政権交代を望むならば、野党支持者よ「戦略的投票」を!

          (総選挙4)海外メディアへのコメント:与野党伯仲で安全保障政策は前進する。

          さて、この総選挙でも、海外メディアの取材をいくつか受けました。AFP通信のビデオインタビュー。ウェブサイトに公開予定。ロシア国営新聞。すでに記事が公開されているのは、South China Morning Post(香港)。 海外メディアは、主に総選挙後に安全保障政策・外交政策が変化するのかに注目しているように思う。特に石破氏の持論「アジア版NATO」がどうなるのか。そこに質問が集中する。以下、South China Morning Postの取材の全体を日本語訳するのを中

          (総選挙4)海外メディアへのコメント:与野党伯仲で安全保障政策は前進する。

          総選挙(3):せっかく小泉の息子がいるのに、自民党は「2005年総選挙」のような「裏金議員切り」を演出できなかったかなあ。

          さて、かみぽこさんの「うがった見方」を、総選挙前にもう1つやってみたいと思います(笑)。 私ね、「うがった見方」がポジティブな言葉だとあんまり思ってなくて、失礼しました。まだまだ浅学菲才、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します(笑)。 思った以上に、自民党は微妙な状況になってきたな。石破首相は言ってはいけないことを言ったな。「悪夢」と言ってしまっては、安倍晋三元首相と同じになってしまったではないか。 石破首相は、「反安倍」「反主流」を貫いたから最後の最後に首相になる

          総選挙(3):せっかく小泉の息子がいるのに、自民党は「2005年総選挙」のような「裏金議員切り」を演出できなかったかなあ。

          親父と俺(7):特殊学級疑惑?

          「特殊学級」って言葉、もう使っちゃいけないんですかね。まあ、いいや、「当時の時代背景を鑑み、そのまま使わせて頂きます」ということで。 今は、「インクルージョン」の時代なので、発達障害の学生などもみんな、同じ教室で学ぶ。そうではなかった時代の話ということでお願いします。 小学校に入る前、突如幼稚園で「運動会の開会挨拶」に抜擢されたり、親父の特訓によって突如足が速くなったり、きらりと光る(笑)ところをたまにみせていたのだが、基本的にはオドオドして人の後ろについていることが多か

          親父と俺(7):特殊学級疑惑?

          総選挙(2)「民主党政権」はなくても「細川政権」の再現はあるかも。そして玉木雄一郎?(笑)

          予想以上に自民党の情勢が悪いね。 今回の総選挙、野党側の候補者調整が進まず、自民党に対して野党がバラバラに挑む構図となっている。「反自民」ではあっても、自民党と戦う以前に野党同士で票を奪い合っている。 そのため、「政権交代」が起きることは、まずないだろうと思われてきた。まあ、そもそも論として、選挙以前に、野党側は政権を担当する準備がほとんどできていない。 2009年の民主党政権は、極端にいえば1996年の結党以来、政権交代を目標としており、政策や統治機構の改革を、一応練

          総選挙(2)「民主党政権」はなくても「細川政権」の再現はあるかも。そして玉木雄一郎?(笑)

          総選挙(1):これまでの政治は実は「自共連立」だったのではないのか?

          石破茂首相が衆議院を解散し、10月27日(日)投開票で衆議院議員総選挙が行われることになった。 自民党(以下、自民)ではずっと「非主流派だった石破首相が誕生し、野党第一党の立件民主党(以下、立民)代表には、従来の野党共闘路線から脱し、「中道保守」を標榜する野田佳彦元首相が就任した。 どちらのリーダーも就任直後である。総選挙の結果がどうであろうと、おそらく選挙後も「石破VS野田」の対立構図は変わらないだろう。 非主流派だった政治家同士の対決による政治は、これまでと違ったも

          総選挙(1):これまでの政治は実は「自共連立」だったのではないのか?

          (産経新聞識者コメント)降ってわいた「大型選挙イヤー」 出直し知事選の兵庫、衆院選に翻弄

          産経新聞(2024年10月6日)に、私のコメントが掲載されました。 私のコメント部分は以下の通りです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 石破茂首相は、就任前の衆院解散表明について「選挙管理委員会の選挙準備」を理由に挙げた。解散直前に表明した場合は批判を免れないと考え、期日から逆算してアナウンスしたのだと思うが、(選管の準備は)対外的な言い訳だろう。選挙は勝てば官軍。首相就任直後の比較的支持率の高いうちに、野党が準備ができていない早期にやったほ

          (産経新聞識者コメント)降ってわいた「大型選挙イヤー」 出直し知事選の兵庫、衆院選に翻弄