KAMIN COFFEE takeshi nishida

和歌山県にて自家焙煎コーヒー店を2020年より運営 日常にそっと馴染むコーヒーを提供しています コーヒーの好みは十人十色 人それぞれの飽きのこないコーヒーをイメージして焙煎しています

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和歌山県にて自家焙煎コーヒー店を2020年より運営 日常にそっと馴染むコーヒーを提供しています コーヒーの好みは十人十色 人それぞれの飽きのこないコーヒーをイメージして焙煎しています

最近の記事

コーヒー焙煎の考え方(後編)

コーヒー焙煎の教科書はありそうでなく、 専門書や他の焙煎士と話をして学んで、最終的には自分独自の理論で焙煎している。 僕も焙煎を始めた頃は、不思議に思ったが焙煎を学んでいく中で知ったことは、焙煎機によっても理論は異なり、味の方向性も様々だった。 焙煎は、与えるカロリーと排気のコントロールという主に二つの可変要素で操作する。 味わいの違いは、この二つの操作の加減によってクリーンな味になったり、個性を強調したりできる。 その工程の前に、僕の焙煎の一番大切にしている考え方があ

    • コーヒー焙煎の考え方(前編)

      コーヒー焙煎。 焙煎とは、簡単にいうとコーヒー生豆に熱を加えて水分を抜き、加熱調理すること。 一見シンプルな作業に思えるが、シンプルゆえに考え方もさまざま。 僕の尊敬する先輩が昔言っていた 「焙煎は、簡単に誰でもできる。 でも美味しいコーヒーを焙煎するのが難しい。」 この言葉が今までも幾度となく胸に刺さった。 僕が焙煎で重要視することは、マイナス要因を作らないこと。 農園で丁寧に想いを込めて育てられたコーヒーを扱わせてもらう中で、そのポテンシャルを下げることは失礼に値する。

      • コーヒー屋のカフェオレ

        自家焙煎コーヒー店やコーヒースタンドと聞くと少し敷居が高いと感じる方も多いのではないでしょうか? 私たちのお店で人気ドリンクメニューが写真のカフェオレ。 上にホイップクリームとザラメをあしらったデザートドリンクが人気です。 私たちにとって大切なことがコーヒーを家で淹れないから、ブラックは苦手だからというお客様にも楽しんでもらえるメニューをコーヒーを使ってご提案することです。 人口50,000人程度のローカルのお店として、たくさんの方に喜んでもらえることをいつも考えています

        • ぼくのコーヒー

          ぼくの作るコーヒーは冷めても美味しく飲めるコーヒー。 出来立てのコーヒーは、美味しく飲めるものが多いですが、時間が経つと味が変化して美味しさが失われる。 そこには理由があると思っていて、欠点豆の混入や芯まで焼けていないこと、焦げていることなどコーヒーにネガティブな要素を含んでいるのではないかと。 美味しいコーヒーは、まずくなる要素を持たないコーヒーで、コーヒー農家さんが大切に育ててくれたスペシャルティコーヒーを焙煎や抽出でより美味しい方向にもっていくことが大切だと思っている

          カミンのコーヒー

          コーヒーは好きですか? という質問に、好きと答える方は多いと思います。 コーヒーは日常の嗜好品であり、好き方にとっては欠かせないものだと思います。 でも、どんなコーヒーが好きですか? と聞かれると、よくわからないと答える方も意外と多いと思います。 フルーティーなコーヒー、苦味のあるコーヒー、コクのあるコーヒーなど、コーヒーは豆の種類や産地、焙煎方法によって味は様々。 見た目は同じ茶色の液体なのに味わいも好みも十人十色なのでコーヒーは難しいと感じる方が多いのだと思います。 好