大丈夫よー!
スッキリ?それともモヤモヤしちゃった?
先日は告知記事もたくさんの方に興味を持って頂き、ありがとうございました。
ラジオをお聴きになった方はご存知かと思いますが、さすが公美子さん、僅か15分の中であらゆる方向からHSP/HSCのお話しをされていて、多分、一番伝えたかったであろう『HSP/HSCは才能』との言葉を受けて心底安堵し、自分が出演した訳でもないのにワタクシ、うっかり昼寝をしてしまい、目覚めたら公美子さんのブログではラジオ内でのレポートからまとめ記事まで更新されていて、同じHSPなのにこの持久力の違い!!と驚愕しました。
https://ameblo.jp/kumikokkkn/entry-12441646686.html
ずっとHSP/HSCの事を知って貰う為に活動をされて来て、ゲストに呼ばれた当日こそ伝えたい事をブログで見やすくまとめ、提供する事で『もしかしたら私も…』と気づいた人たちに想いと共に安心感を渡せる、この『今でしょ!』に確実に行動を起こせる感じ、見習いたい!と思いつつ二度寝した私(←昼寝の二度寝とかマジで)ですが、遅ればせながらちょっと書いてみようと思います。
*『自分はHSPだったんだ!』と気づいて安心した方へ*
本当に、そうなんですよね、「あーなんだーこれが長年の違和感の正体だったのかー!」という驚きと共にやってくる安心感。
子供の頃はみんな自分と同じだと思っているのに、
(あれ?私はみんなと違うみたい…)
と気づいた時から、周りの大人たちにものすごく影響を受ける。
私は『一般常識という名の圧力鍋』のような母に育てられたので、思ったことを『言えない』子供になりました。
それと同時に『言わない』子供でもありました。
『本当に思っている事なんて、言わない、教えてあげない』
と、若干やさぐれていたので、ある意味生きることは難しくはありませんでした。
その代わり、生きる事が楽しくもありませんでした。
だって分かりきったことをうだうだとしている人間の中で、見えていることを見えないふりをするのは苦痛だったし、世の中の『ナイショね!』が蓋を開ければ『みんな知ってるじゃん!』という現実に、『みんなは言ってしまって平気なのか』とショックを受けてみたり、ナイショを守る自分がバカバカしく思えたり。
下手に秘密を守れる体質だからあちこちから問題を持ち込まれては、共感性に付け込まれて便利な相談役になっていたりして。
相談役といっても、もう相手が何を言って欲しいか分かりきっているから、望むように後押しをするだけ。
友達が持ってくる相談は、相談ではなく、「共感して欲しい、ちょっと背中を押して欲しい」だけだと知っていたので、なぜに前置きがそんなに長いのか、自分を庇って相手が悪い体にしてから本題に入らなくても、本題からで全然オッケーなんだけど…と思って聞いていたり。
自分が人に相談をするという選択肢を持っていないので、なぜ自分で決めているくせに人に結論を言って欲しいのだろうと不思議でならなかった。
ごく稀に、『あなたがアドバイスしたからそうしたのに!』と逆ギレする人もいて、
(え?そう言って欲しがってたのが自分だって気づいてないのか?)
と驚いたり、もう勘弁してくれよと思って事実を告げれば『冷たい』、『酷い』、『そんなに苦痛なら早く言ってくれればよかったのに』と、おいおい、勝手過ぎるだろーーー!と思ったりしつつ、理解されない事を仕方がないと諦めと共に受け入れるとか。
全然健全じゃないよね。
もう本音を言わない事が大前提なんて、ナンセンス。
私を黙らせるな!という怒りが湧いたりして、どんどんやさぐれて行く。
なのでね、『自分はHSPだったんだと気づいてホッとした人』には、おめでとう!ここからは大丈夫!
そして、その敏感さ、繊細な感覚、思慮深さ、慎重さ、あなたの感じている不具合はめちゃめちゃ強みに変わる。
それを出していい場所に移動するだけで呼吸が楽になる。
こっちへおいでとは言わないし、HSPなんだからこうしなよとも言わない。
ただ、今は、理解されないと思いながらも生き抜いて来た自分に、よしよし、よくやった!と喜んで欲しいなとは思います。
*ここからは非HSPさんにも知って欲しい!*
私はなぜこんなにホッとしたんだろうって初めは分からなかった。
ただ、HSPは病気じゃないし5人にひとりは居る、感じ方が深いだけ、生まれつきなんだって知って、
『なーんだ!フツーじゃん!』(←ここでいうフツーはもう本が出ているくらい、データ化されちゃうくらい、HSPはたくさんいる!という安心感からのフツー)って。
この、『なーんだフツーにたくさん居るじゃん!』という喜び方自体、今までどんだけアウェー感の中で生きて来たかを物語っていると思う。
だからこそ、『私もHSPだった』という記事や発言に対して、『気にして欲しい人たち』という感想を見ると、違うんだよなーって思ってた。
ただ言いたくなっちゃうの、HSPっていう特性を持ってたっていう事を。
私、コレだった!なぜに子供の頃から冷めているのか、それでいて些細な事でとてつもなく傷ついたりびっくりしているのか、その意味が分かったから、「私はHSPだったよ、生まれつきなんだって!しかも5人に1人は居るんだよ、私だけじゃなかったよ!」って嬉しいだけなんだよね。
なので非HSPさんに私が伝えるとしたら、
『アピールして大事に扱って貰おうなんて私は思ってないよ。
ちょっと聞いてよ、アタシ、子供の頃から結構鋭く切り込める子供でね、色んな事を知ってたよ、見えてたよ、でも大人のメンツの為に黙ってたよ、だけどさ、もういいよね、仲間と話してみて分かったよ、通じ合えるってこういう事だったんだって。
あー嬉しい、あー良かった!
ごめんごめん、ひとりで浮かれちゃって』
って感じなんですよね。
そして、非HSPの圧力鍋で育てられたので、非HSPのみんなが「自分たちだけ繊細アピールして何のつもり?」って思っちゃう気持ちも分かる。
辛いとか苦しいっていうのは主観だし、『どのくらい』は個々で違う。
みんなだって辛い、悲しい、孤独だなんて味わって来てるって知ってる。
だから、「アピールでもなければ、優しくして頂戴って意味で宣言しているのではないよ」って言うよ。
些細な事にも気づくので、一緒にいたら、みんなと別の角度からモノが言えるかもって事。
そして個性の時代とか言い出して久しいけれど、実際どうだろうねって思う部分もあるから、ちょっと私の個性、感じてみない?って。
もちろん同じHSPでも
『どうしてもこれがダメなんです…』
って言う人、たくさん居る。
でもさ、頭が痛い、お腹が痛い、風邪引いたって時は誰でも「休んで下さい」って言われていいはず。
感覚が違う事で『何だそりゃ』と理解しきれない思いはこちらも受け止めるけど、辛い時には休ませて下さいってお願いはしたい。
その人なりに、耳栓したり、素材を気にしたり、我慢したりは非HSPさん同様、して来ていると思うので。
そんな訳で、まだまだ『何言っちゃってんの?』と思う方はたくさんいらっしゃると思うのですが出来る説明はして行くので質問がありましたらどうぞ!
念の為、テストを転載しました。※皆川公美子さんのブログより※
↓HSPセルフテスト(HSPかどうかの確認テスト)
https://kanseikids.com/wp/wp/wp-content/uploads/2018/11/HSPcheck-2.pdf
↓HSSセルフテスト(刺激追求型であるかどうかが分かります)
https://kanseikids.com/wp/wp/wp-content/uploads/2019/01/HSStest-1901.pdf
私はHSPの方で21個、HSSで12個なのでHSS型HSPとなります。
繊細、敏感と言われるHSPの中にあって刺激追求型とはこれいかに…と思われるでしょうが、まずブレーキを踏んで確認作業をたくさんして進みにくくなっているのがHSPとするならば、「行ける、やる、行くぞ!でも、こんなに傷つくならやめておけばよかった、うわーん!」…みたいに、引きで見ると何やってるの?とちょっと面白い感じになっているのがHSS型HSPのワタクシです。
アクセルとブレーキを同時に踏んでるとも例えるくらいなので、なまぬるい目で見守って頂けたら幸いです。
そしてーーーー!
HSPだけではなく、愛着の問題!
もーこの勉強は最高に役立つし面白かった!
自分がやさぐれた理由も、生きる為にして来たガードもそこから来てるんだねって、さらに自分を受け止める事が出来ました。
あとHSPの恋愛事情ね、これもまーーーーーややこしやだよね。
今後はこの辺りについても書いて行こうと思ってます。
またしても長くなりました!
ではまたねーー!
美しいと思える感性を抱きしめて!!