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美術史解説マンガ:表具(ひょうぐ)について
日本の美術史解説マンガ
引き続き掛軸について。今回は、表具(ひょうぐ)の話。
図録では、作品の本紙の部分のみがトリミングして収録されるので、
なかなかその魅力は伝わらないのですが、
実はこんなにも色んなパーツが、色んな意図の元で組み合わさってできています。
大事なのは、絵や書がかかれている本紙だけではないんです!
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マンガで紹介しました描表装(描表具ともいう)は、元々は仏教の絵画(仏画)で用いられたものだそうです。
この前紹介した対幅の考え方といい、今回の描表装といい、
日本美術は仏教との関係性が深いんだなということが、よくわかりますね。
日本美術は、シブくてわかりにくい…とは限らない!
知ればきっと、身近で面白い。
そんな日本美術のアレコレを発信していきます。
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