あの扉の向こうに『寝過ごす日もある』
あの扉の向こうには
「
目が覚めるとスマホに鬼電
寝ぼけ眼のボクは時計を見る
9:38と映った瞬間に
現実へと返る。
「やっちまったなぁ~」と
クールポコの真似などする余裕もない
着信履歴を見返し
急ぎ会社に折り返す。
「すいません、寝坊です」と正直に
向こうで笑い声が聞こえる
上司に謝罪するも
明るく返されたことが幸い。
忙しいからしょうがないと
そんな言い訳はしたくない
でも『寝坊する日もある』よねって
自身で慰めておいた。
多忙を極めて
ぐったりしかけてた気持ちに
鞭を入れるきっかけにはなった
また気合の入れ直し。
仕事があるから生活がある
遊んで暮らせたなら
そのありがたみは分からないだろう。
働ける会社と社会に
少しだけ感謝して
だから『生きていられる』んだよと
当たり前の生活に戻ってゆく。
」
そんな『寝過ごす日もある』って、社畜が慰められた日の物語。。
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