あの扉の向こうに『パブロフの涙』
あの扉の向こうには
「
ちょうど悲しみに
明け暮れていた時
耳に入った歌がある。
程よく染み込み
心に刺さったそれは
いつのまにか
身体にも感染していた。
泣いたよ
すごく泣いたんだ
涙が込み上げて溢れて
流れていたんだ。
それから随分とたった
ある日久しぶりに
その曲を耳にした。
歌詞に達していないのに
イントロの曲を聴いただけで
涙が溢れてきた。
『パブロフの犬』のように
ボクの全てに染み込んでる
そしてこれからも
きっと泣くんだ。
」
そんな『パブロフの涙』は悲しみから染み込み、今は懐かしさを咲かせる物語。。