あの扉の向こうに『そばにいるから』
あの扉の向こうには
「
あの公園の角を曲がり
いつもの場所で待っていると
キミが助手席のドアを開ける。
「おはよー」とシートに滑り込む
週末のありふれた光景
ここでこうして待つのは
しばらくはないかもしれない。
夜に電話して、朝LINEを入れる
お昼ごはんはなんだった?とか
たわいもない話や、お互いの仕事の話。
その日あった事
楽しい事、悲しい事、辛い事
想い描く先、
『そばにいたい』と想い合う。
まだまだ続くけど
この場所はしばらくは
お預けかもしれない。
次に来る時は
キミが本当の家族になる時
また改めて挨拶に来ないとね。
とりあえず腹ごしらえして
これから暮らす部屋に行こうか
まずは荷物を片付けないと。
ずっと『そばにいるから』
その約束の第一章
2人の新章が始まります。
」
そんな『ずっとそばにいるから』と約束し、それが叶える少し前の物語。。
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