あの扉の向こうに『少し強引なくらい』
あの扉の向こうには
「
何事もない休日
いつものように会う。
待ち合わせに
少し早めに着いたハズなのに
既に待っているアナタが居た。
「お待たせ〜♫」と手を振り
互いに上げた手を自然に握り合い
右隣りの定位置に並ぶ。
『少し強引にギュッっと』
引き寄せられて
少し強めに握り返されると
キュンとしてしまうワタシがいる。
何気ない会話も美味しい食事も
アナタといると何倍も
楽しく過ごせる不思議。
恋なのか愛なのかは
まだハッキリしていないけど
一緒に居る時間が
たまらなく好き。
アナタとの日があるから
仕事の悩みも
普段の退屈な生活も
頑張れると感じている。
今日の別れ際
ふと目が合った時に
『少し強引なくらい』
アナタを引き寄せ
濃度高めのくちづけを交わす。
少しキョトンとした表情で
してやったりのワタシ
仕返しとばかりに
トロける程のキスをもう一度。
きっとkissって
『少し強引なくらいが』
きっと丁度いい。
」
そんな『少し強引な言い訳で』もっとアナタと一緒に居たい物語。。