あの扉の向こうに『休日の一杯がいっぱい』

あの扉の向こうには
「

普段、仕事で疲れた体を

そして心を癒すのは

『休日の一杯』と
『休日の一杯のいっぱい』

なんかおかしい表現だけど

それが正しいのである

お腹いっぱいに食べるランチも

決して嫌いではない

でも選ぶのは食事に代わって

美味しい珈琲と甘いもの

摂取カロリーを考えたら

最善の選択だろう、そう思っている

好きな物を食べている時の

幸福感は半端なく

幸せなのかと錯覚さえする

またその美味しさを独り占めするのではなく

誰かと共有できたなら

幸せになった人が増殖したことになる

人が人として味わえる

味覚、触覚、嗅覚を満たしてくれる

そんな小さい幸せを探しに

今日も豊かな笑顔を見つけに

何処かしこでも彷徨って

ずっと歩いてゆく

」

そんな『休息の一杯でいっぱい』に幸せに包まれますようにと願う物語。。