2日がかりの大仕事。さばいていくっ！

おとといの土曜日に深江漁港朝市で買ってきた小アジ87匹を
アジ寿司にするためには
わたしががんばって、捌いて寿司を握らなければならない。
土曜日の朝までは別府湾で泳いでいたはずの小アジたちを
無駄になんかするわけにはいかないのだ。

…わたしという人間は、結構こういったプレッシャー指向があって
そして物事を前にして、
なかなか一歩を踏み出すことができないタイプだったりする。
でも。
アジ寿司に関していうと、今回はかなりスタートダッシュが効いた感じだ。

だって！！美味しいんやもん！！

スーパーで買うと10貫いくらくらいかな。
多分安くても298円はすると思う。そのアジ寿司が
自分で作れば、174貫で1000円ちょい、
あ、でもガソリン代とかそんなんを合わせると2000円とかになるかも。
それにしても2000÷174で、10貫115円くらいなのだ。
それに魚出汁の味噌汁やら骨せんべいやらがついてくる
もし家族でスシローに行って同じくらい食べたなら
10000円くらいはかかるに違いない。けど
大事なことは節約とかそんなんだけじゃなくて
何よりも、自分で作ったアジ寿司がこの前
とーても美味しくて、感動したのだ。

いよし。やってやろうじゃん。

それできのうの日曜日は、
土曜日に下準備したアジを、3枚におろすところから始めたのです。
3時過ぎから小2の末っ子と作業開始。
末っ子は日頃からYouTubeで、きまぐれクックとか
おろちんゆーとかホモサピなどなど
魚を捌く動画を見るのが好きなので
どうしてもやってみたいというのだ…

3枚におろしたらこんなに量が減った。末っ子は初めて魚を捌きました。エライ！！

捌き終わるのに1時間以上かかった。ふう。
それから魚に塩をして、10分くらい置いてみた。

あらかじめ塩をしてあったので、もう塩振らんでもよかったかも

その後水気を拭いているところに実家の母ちゃんから電話。
「アンタ花粉症はどうかえー」っち。
えーと…花粉症どころじゃない！！いまは魚のことしか眼中にありません！
母ちゃんとのハンズフリー電話もそこそこに、魚を酢と昆布に漬ける。

使ったのはグリーンコープの玄米酢と、前になぜか玖珠SAで安売りしてた昆布

魚を酢に漬けている間に骨せんべいを揚げ、味噌汁の出汁をアジの骨からとる。

パリパリに揚がった骨せんべい。残りの半量は味噌汁の出汁になります

それからアジの皮を長女に剥いてもらう。

まるでシールを剥がすようにペリッと剥けます

ご飯は末っ子が炊いてくれた。末っ子はパパと酢飯を作る係に。
酢飯ができたら長女と次女が寿司を握る。
その間にわたしは味噌汁を作る。

子どもたちも結構喜んで握ってくれます

そうして、やっと完成…

約３時間かかって6時半ごろできた。味噌汁は各自よそった後。ごはん8合、すごい量。

写真の真ん中あたりの小さなお寿司は末っ子作。
初めて捌いたので見てくれはちょっとアレやけど
ちゃんと美味しくできた。

…ということで、
子どもたちがほとんどやってくれました。
今回わたしが握った寿司は見本の1貫だけ…

時間はかかるけど、結構なんとかなるアジ寿司。
今回も美味しかったわー！

（ひとつ後悔がある。少しでもアジの身を残しておいて、
アジのなめろうを作ればよかったかも！）

…さて
今日月曜日の晩ごはんは何にしようかな。。。
↑何も思い浮かばない