記念乗車券紹介 半蔵門線編
こんにちは!いつもは鉄道模型のレビュー等を記事にしていますが、たまには記念乗車券の紹介記事を書こうかと思いました。そんな今回は営団(現東京メトロ)半蔵門線の記念乗車券を紹介します。
・記念乗車券とは
記念乗車券又は記念切符は鉄道会社が何かの節目や新型車両のデビューなどの記念に発行する乗車券や切符のことです。特別なデザインやイラストが描かれている場合が多いです。主にコレクションとして購入するのが大半ですが、実際に使用することも出来ます。昭和40~50年代には一種のブームになり、多く記念乗車券が発行されました。私は古い記念乗車券をコレクションするのが好きで収集しています。
・半蔵門線とは
東京メトロ半蔵門線は東京都渋谷区の渋谷駅から墨田区の押上駅までを結ぶ全長16.8 kmの路線です。また、相互直通運転を行い渋谷駅からは東急田園都市線、押上駅からは東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)及び日光線に乗り入れをしています。現在の車両は半蔵門線開業初期の1981年から運用されている8000系と押上延伸にあわせ、2003年から導入された08系、8000系の置き換え用として導入中の18000系の3形式です。
▲8000系
▲08系
▲18000系 ※甲種輸送時
・記念乗車券
今回、ご紹介する記念乗車券はこんな感じです。完璧には揃っていませんが半蔵門線歴代記念乗車券は大体揃っていると思います。
・半蔵門線開通記念乗車券、優待乗車証 昭和53年8月1日
記念乗車券
東急8500系と営団8000系らしきものが描かれています。直通先路線が田園都市線ではなく新玉川線になっています。
乗車券は3枚入りで80円、100円、120円の乗車券があります。なので、300円での販売だったと思われます。イラストは昔の江戸の地図と花のイラストがあります。
有効期限はとっくに過ぎています。
また、「絵は計画車両」とあるように営団8000系のライトが今と違います。実は半蔵門線開通初期には営団8000はまだデビューしておらず東急8500系を借りて運用していました。
優待乗車証
基本的にはイラストなどは記念乗車券と同じで、乗車券部分だけが違います。
・半蔵門線〈青山一丁目―永田町〉開通記念乗車、優待乗車証 昭和54年9月21日
記念乗車券
パッケージ裏には日本橋駅の当時のスタンプが押してありました。
これは3枚セットではなく大きい1枚が入っています。営団8000系はまだ計画車両になっており、冷房準備車のイラストです。
優待乗車証
こちらも記念乗車券と同じく感じです。
・永田町―半蔵門開通記念優待乗車券 昭和57年12月9日
こちらは今までと違い紙の材質がザラザラした和紙のようになっています。
江戸時代を思わせるようなイラストが描かれています。
・半蔵門線〈半蔵門―三越前間〉開通記念乗車券、優待乗車券 1989年1月26日
記念乗車券
こちらはパッケージが和紙のような材質で、乗車券本体は厚紙になっています。当時の写真と江戸時代のイラストが両方載っています。
この時には既に田園都市線は中央林間まで延伸されていますね。
優待乗車証
ここでようやく実際の写真が登場しました。写真の第17編成は4次車に分類され1988年に三越前間延伸開業用に増備されました。
・半蔵門線 三越前―水天宮前間 開通記念乗車券 平成2年11月28日
前回と発売時期が1年程度しか離れていないのでデザインなどはよく似ています。
・水天宮前―押上間 開業記念 2003年3月19日
2003年3月19日に押上駅まで延伸し、全線開通しました。この時代になると紙ではなくパスネットになってますね。路線図を見ると半蔵門線は乗り換え路線がとても多い路線であると実感します。
この時に導入された08系は今と違って営団のSマークがありますね。また、行先表示もフルカラー式ではなく3色式になっています。
・最後に
記念乗車券を見ていると今とは違うことがよく分かり、その路線の歴史を知ることができ面白いです。他にも国鉄や各私鉄の記念乗車券を所有しているので、この記念乗車券紹介シリーズが好評でした続編を制作したいと思います。
・ショップ
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今回も最後までご覧いただきありがとうございました。