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臓器と感情の関係(そもそも編)
東洋医学では、臓器が感情を作っているという考えがあります。
と、お伝えしてきましたが、
本日は、根本の考え方 についてお伝えしたいと思います。
そもそも、東洋医学は、「陰陽五行説」に基づいています。
「陰陽五行説」とは、宇宙のすべてのものは、
「二つの陰陽」と「五つの元素(木・火・土・金・水)」
に分けられるとの考えです。
また、両方とも(陰陽、五行)、バランスを重視しており、
いずれかに片寄ることをよしとしません。
これが、身体の機能にも応用され、
体内の相互関係また、自然との相互関係をつまびらかにし、
東洋医学の考える「身体の状態」や「治療、養生法」などになっています。
この考えをベースに、「五臓には感情が宿している」と考えられ、
臓器の不調によって負の感情を抱えやすくなったり、
逆に、無意識のうちに我慢して溜め込んだ感情が臓器を痛めつけ、
様々な身体の不調を引き起こす原因になる
と考えられてきました。
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臓器の不調からか、もしくは、
気持ち(過剰なストレス、溜め込んだ感情)からか、
いずれにしても、どの感情も高まり過ぎると内臓に影響して、
血の流れやエネルギーの流れを阻害する。
心も身体も、自分で自分をいたわることが大事ですね(*´▽`*)
「過ぎたるは及ばざるがごとし」という諺が頭に浮かびました。
ちなみに、「五臓」と聞くと、
「肝臓」や「心臓」などの臓器そのものを連想しがちですが、
身体のあらゆる「機能、役割」また「臓腑、部位」を
ざっくり五つに分けている状態 を表しています。
また、東洋医学における「感情」は、七つです。
<五臓と感情一覧>
「怒(ど)」= 肝
「喜(き)」= 心
「思(し)」= 脾
「悲(ひ)」「憂(ゆう)」= 肺
「恐(きょう)」「驚(きょう)」= 腎
なお、感情自体は、氣=身体の中を流れるエネルギー。
どんな感情も人が生きていくうえで自然に湧いてくるもので、
必要だからこそあるものと思うので、
ひとつひとつ大事にしたいなと思いました。(*´▽`*)
(そうはいっても中々難しいですけどね^_^;)
最後までお読みいただきありがとうございました♪