ダイエット入院21日目　〜たゆたう糸〜

2022/11/01(火)

今日ウェスラー式知能検査の結果が出た。

自分の中でずっと絡み合っていた不安や心配が一気に解けたようだ。

私が今まで考えていた
コミュニケーション能力が足りないのではないか？単純作業はミスばかりで向いていないのではないか？記憶力がかなり劣っているのではないか？など

そんな心配は杞憂に終わった。

それは同時に明確になったのは、今私を困難に陥れている原因が、自分の「情緒の不安定さ」と「認知の歪み」だということだ。

そして明るいことに情緒をコントロールし、認知を変えていくためにできることがたくさんある。

それを今教えてもらい、学べる機会を与えてもらっている。

本当にラッキーでありがたいことだ。

私が自分をコントロールするために必要なポイントが、今日4つ明らかになった。

①慌てない&深呼吸する
→焦りがミスにつながる
→焦りが混乱と考えすぎを招く

②不安を感じたら書き出す
→不安を分別(ラベリング)し
→優先順位をつけていく

③脳を休める(マインドフルネス)
→心を落ち着かせる
→本来の能力を発揮できる

④人に話す
→人に話すことで安心する
→判断できることが増える

これがあくまでも私の得意なこと(能力)を活かし私が自分をコントロールする術、もしくはそのヒントである。

そんな簡単にいくのだろうか？
あまりにも楽観視しすぎではないか？

そういう不安を「今考えても仕方ない」のだ。

「今考えても仕方ない」と思うことは、今の私にはまだ難しい。

しかし「今考えても仕方ない」という判断が、結果として自分の能力を活かし私らしい人生を作るのなら、とりあえず実践してみようと思う。

頭の中で私が今の状況を脱する道筋と方法が見えた。

それは今までの治療や悩みの否定ではない。

むしろ今までがあったからこそ、ここでこの入院で学んでいることの意味や重要性を納得しながら理解できる。

絡まっていた糸が解けていく感じ。

その糸をこれから先も心地よくたゆたわせるためには、理屈を頭で理解するだけではなく、試行錯誤して工夫して努力する必要がある。

しかしその過程は決して苦しいものではないだろう。

なぜなら試行錯誤、工夫、努力は、その日一日を穏やかに過ごすためにするものなのだから。

たゆたう糸。

私の人生はそんなイメージでいいのだろうか。

今日はそんなイメージでいい。

頭までぼーっと定まらず揺れ動いているようだ。