上京して、3ヶ月。
上京して、3ヶ月が経ちました。
今年も残り半分だと、世間では騒がれていますが、人間が勝手に決めた暦にはあまり興味がなく、東京に来て「3ヶ月」という事に、ちょっとさた節目を感じています。
3ヶ月と言えば、身体中の細胞が全て入れ替わる期間。
これで完全に(かどうかは分からないけれど)、東京に来て取り入れた水や食物で、私の身体が出来上がっている事になります。
そういえば、物事の習慣化も、「3ヶ月」を目安に語られますね。
①「食事」のこと
先程言ったように、もう私の身体は、東京のお水と食べ物で出来ています。
まぁ食べ物に関しては、東京産でないものが殆どですが。
「水が変われば消化器に負担がかかる」と言うのは現代でも同じのようで、私の繊細な身体もやはり、消化器への影響なのか、慢性的な便秘になりました。
それでも、日常生活に支障をきたすほどの体調不良が無かったのは、健康的な食事を心がけたからだと思っています。
・お水は非加熱のもの、無理なら日田などの水が綺麗な産地のもの、キッチンのお水は浄水したもの(安価な浄水器ですが)
・食材は出来るだけオーガニックのもの。九州産なら尚よし。
・お野菜をたっぷり摂る。動物性たんぱく質や油物は少なめに。
・ワインと日本酒は心が満たされるまで飲む
主な心がけは、この4つですね。4つ目は、心がけではなく、私の人生の喜びです。
平日は毎日、職場へお弁当を持って行きました。3ヶ月の間に、他所へ食べに行ったのは、覚えている限りで3回。上出来ではないでしょうか。
次のお金の項でも触れますが、食材の高さは、こたえますね、、、。覚悟していた事ではあるけれど。
自分自身の健康と満足の為、外食も含めて、「食費は惜しまない」と決めていますが、それでも値段が高くて諦めたものもあります。
3ヶ月間、工夫してよく頑張ったと思います。
②「お金」のこと
もう、正直に言ってしまうと、未経験の業種に転職したので、27歳にして、新卒のような給料で生活しています(外資系企業や大企業と比較すると新卒より安いかも、しかもみなし残業込みでこの金額)。
お世辞にも、成長著しい産業とは言えないので、ボーナスが無いことを覚悟で、働かなければなりません。
こちらも、覚悟していた事ではありますが、いざ生活の中に身を置いてみると、やっぱり苦しいです。
何が大変って、イチイチ、本当にイチイチ、お金の計算をしなきゃいけない事です。
東京都内でも、20万あれば暮らせるかもしれません。
贅沢を禁じ、安いけど健康的とは言えない食材を買い込んで、毎日自炊して…。
それが悪いことだとは思いませんし、楽しんでそういう生活をしているのならば、それはそれで良いのだと思います。
だけど、私は、はっきり言って嫌。
品物のちょっとした値段の高低に一喜一憂する人生なんて。
大体、食べる事は人間の基本中の基本なのに、そこにかかる費用を削らないと生活出来ないというのは、おかしな事だと思うのですが、いかがでしょうか。
とまぁ、嘆いても仕方がないですが。現実と向き合うしかないので。
毎月、手元に残るお金もなく、トントンの生活。働いても給料が上がる見込みは僅かしかない。副業をすればお金は増えるかもしれないけど、それは即ち、労働時間を増やす事に結びつく。今でも残業が多いのに、これ以上は流石に働けない。
でも、急に今の会社が無くなったら?(考えたくはないですが、小さな会社なのであり得る)
体調を崩して、休業しなければいけなくなったら?
…
蓄えのない私は、働き続けないと生きていけない。休む事、手を止める事は許されない。
このまま、歳を重ねて、ずっとずっと、こうやって働き続けるのだろうか…。
と、こんな事を夜中に考えていると、絶望で眠れなくなるので、なるべく下らなくて楽しい事を考えるようにしています★
③「ベリーダンス」のこと
お金がない、ないと言いながら、それでも先月から、ベリーダンスのレッスンを習い始めました。
ベリーダンスは、私が東京にいる間に、極めたいと決めた事の一つなので、頑張って費用を捻出しています。
ベリーダンスにも色々流派があって、私は今回、「フュージョンベリーダンス」というジャンルに挑戦しています。ベリーダンスのジャンルの中では、テクニックの難易度は最も高いと言われています。
ベリーダンスに馴染みのない人が見れば、「こんなベリーダンスもあるんだ」という印象を受けると思います。
それにしても、難しくてついていくのが大変!
でも、その方が、反骨精神が刺激されて、やりがいがありそうです(笑)
早く、舞台で踊れるレベルになりたい!
④「仕事」のこと
前述の通り、薄給の我が社ですが、一体どんな会社かと言うと、小さな出版社で、メインは、業務委託のような形式で旅行ガイドブックを作っています。
先日、初めて先輩に飲みに連れてってもらいました。
そこで、今いる方々や、既に会社を去られた方の話を色々聞いたんですが、聞く人の半分くらいは、体調不良で長期間休んだ経験あり…。
わたしは未経験で転職したので、他の出版社の事情は分かりませんが、旅行ガイドブックを作っていると言っても、華やかな世界とは無縁なのが現状です。
もちろん、華やかであれば良いと言うわけじゃないですが、なんかこう、元気がいい人が少ないのが、なんかなぁ、、、という感じ。
毎日パソコンに向かって黙々と作業。私語は少なめ。仕事量は多め。お昼ご飯は、パン片手に画面とにらめっこ。
偶にはそうやって、黙々と仕事をするのも悪くないですが、身体も動かさず、落ち着いて健康的な食事を摂る事もせず、じーっとパソコンの前に居続ける日々を過ごせば、「そりゃあいつかは身体にガタが来るだろう」とも思ったり。
でもまぁ、私は今のところ健康です!!
先輩方から沢山学びつつ、でも健康には気を付けて明るく楽しく、ネガティブな方向に引っ張られないように仕事を続けたいものです。
⑤やってみたい事
以下、東京に住んでいる間に一度は経験してみたい諸々。
・第九を歌う
この前、益田ミリさんの「心がほどける小さな旅」という本を読んでいたのですが、そこに、「第九を歌う会」という、東京混声合唱団と一緒に、第九を歌う会(しかも立派なホールで!)に参加するエピソードがありました。
12月の本番に向けて、秋頃から練習を重ねるのですが、皆んなで1つのものを作りあげていく過程が本当に楽しそう。
それに、一般人がプロの音楽に触れる機会があるなんて!!
参加費用が4万円くらいなのですが、これは一度、参加してみたい!!
・ホストクラブ
TVを持っていないので、普段YouTubeばかり見ているのですが、よく見るチャンネルの一つに、「冬月グループ」という、大手のホストクラブグループがやっているチャンネルがあります。
夜の世界で働く人に対して偏見を持たれがちですが、水商売の方って、若い人でも、本当に世の中の酸いも甘いもよく知りつくしていて、学ぶところが多いなーと、感じます。
ハマってしまったら怖いのですが(ハマる素質は多分にある)、一度ホストクラブの世界を味わってみたい。
・語学
お休みしたり、またちょっと先に進んだり…。
語学を学ぶ事は、例えば、その国の文化だとか、そこに住む人の考え方に触れるキッカケになるので大好きです。
でも、明確な目標とか、語学を学んで何をしたいかというビジョンがない為、いつも何となく中途半端で終わってしまう。
実は、今いる会社で、それなりに働いたら、その後海外に行きたいな、と思っています。
どこに行って何をしたいかという計画は、まだ全くありません。
ただ、ずっと、海外に住んでみたいと、その土地の人に囲まれて生きてみたいと、思っていました。
あんなに留学に対して恵まれた環境にいた大学生活を無為にしたことを、今とても後悔しているので、なんとかこの夢を実現させたい!
させないと、人生終われない!!
という事で、東京にいる間、言語の勉強をしながら、海外に行く具体的なビジョンを、少しずつ考えていきたいと思っています。
今はまだ曖昧ですが、何となく海外へのビジョンが、東京生活の中で見つかって来るんじゃないかと、そういう気がしているのです。
さて、これから高級ホテルで友人の結婚式!
おめかしして、お酒飲んで、美味しいお料理頂いて、幸せな雰囲気に浸る!
お金はかかりますが、私は意外にも、他人の結婚式が大好きです。笑顔に溢れた人がいっぱいで。
そう、笑顔。
笑顔で楽しく生きる事を、いつも忘れずに。