ひとつの感動をひとつの記事に変える、鉄の掟。あるいは大阪王将の餃子の話。【ブロガーのためのスクワット/第05話】
■まずはこの記事を含むマガジンの登録を強く推奨する。単発記事の価格が変動してもマガジンは1800円据え置きなのでお得である。
ちなみに、前回の記事はこちら。
あなたが悩んでいるのは「何を書けばいいのか」ではない。
あなたが何が書けるかは、あなたの「感動する力」で決まる。
第二話で誰かに何かを伝えるには情報の勾配が大事だと書いた。これは情報が伝播する原理原則なので、具体的に何について書けばいいのかというのは完全にあなたの問題となる。これを自発的にバンバン見つけて書けるようになると、書くことそのものがまったく億劫ではなくなる。むしろ何かが起きるたびに「あ、書いておかねば」となるので、書かなきゃいけないことを探すモードから脱出することすらできる。
しかし、かなり多くの人が(絵を書いたり音楽を作ったり文章を書いたり、すべての創作を始める前の人が直面するのだが)「書いてはみたいし、書いたことでリアクションを得たいのだが、何を書けばいいのかわからない」というところで躓く。つまり、「ネタがない……」というやつだ。やたらめったら書ける人はネタがめっちゃあると思っていないだろうか。断じて違う。「小さな文章をやたらめったら書ける人」はひとつのスキルに秀でている。
そのスキルとは何か。
記事を購入する以外に「缶ビールでも飲んでくれよな」という気持ちをサポートによって表明することができます。私はサッポロビールがとても好きです。