感覚に訴えることってすごく大切!【アートが企業に必要な理由】
今こそ、アートをビジネスで活用しましょう!
近年、世界でも日本でも、アートとビジネスの関係に熱い視線が注がれています。21世紀に入ると、情報処理技術の発達によりビッグデータをはじめとしたさまざまなデータの解析が容易にできるようになり、ビジネスではデータ分析に裏付けられた理論的な判断が重視されるようになりました。
しかし、ここにきて、理論的な思考とは真逆に感じる「感覚」や「直観」を大切にするアート思考がビジネスに用いられ始めているのです。
なぜ今、“アート”なのか?
1.『伝える』という手段のひとつ。
アートは、耳で聞く言葉よりも、文字で受け取る文章よりも、ビジュアルで直観的に、分かりやすく訴えることができるものです。人は情報の80%以上を視覚から得ていると言われており、視覚的に訴える情報は記憶にも残りやすく、思い出しやすいとされています。また、アートは見る人の感性を刺激し、言葉でははっきりと表現できないメッセージを伝えることもできます。
企業理念や企業としての姿勢、企業文化を表現し、可視化することで社内で働く社員や、社外の取引先、そしてユーザーに自社の理念をビジュアルで伝えることができます。
あるアーティストの言葉。
kakutell事業の中で、ヴィジョンアートの制作をした時のお話です。
アーティストに言ったんです。
「企業理念を上手く伝えられずとも、ちゃんと形にできるってすごいですね」
あるアーティストは言いました。
「口で説明できないから絵にするんです。」
社員の方の中には、企業理念を聞いても、なんとなく分かるけど理解できていない。または、経営者の方が会社としての理念を社内外に伝えたくとも、上手く伝えられていない。そんなこともあると思います。
たった一言でしたが、アーティストが言った言葉は
アートがビジネスに必要な重要な理由のひとつだと確信しました。
2.今の時代に必要なのは、直感に訴える・共感を得る。
アートには見る人に直観的に訴えられる力があります。店舗の看板や商品、パッケージ、ショッパーなどにアートを取り入れれば、手に取った人の記憶にも留まりやすくなり、効果的に企業ブランディングを進められるでしょう。
市場のオンリーワンになるために。
今までのデータ戦略では、似たようなものを世の中に出すばかりで機能的にも差別化がどんどん難しくなってきています。
機能的な差別化が難しくなれば、価格競争になってしまいます。
ユーザーに選ばれるためには、企業としてやブランドのオリジナリティが重要になってきます。
大切なのは『クールな気持ちになる』かということ。
今、人々は「クールな気持ちになれる」「自分らしくいられる」といったものに価値を感じる傾向があると言われています。
いくら機能や性能が良くても、“クール” でなければ響かないということです。
自社製品やブランドにアートを活用し、共感を得ることで、ブランドの愛着が増加し、商品評価の向上にもつながると考えます。
3.社員や求職者からも選ばれる職場に。
経営者の方とのお話で、採用について悩まれている方が多くいらっしゃると感じています。ある経営者の方は「募集しても全然来ないんですよ。条件は悪くないと思うんだけど…」と嘆いていらっしゃいました。
今、求職者が求めるのは『働きやすさ』
今求職者が求めている第一位は働きやすさだそうです。では、働きやすい職場ってなんだろう。収入面での条件はもちろんですが、「自分らしく働けるか」「自分の能力を活かせるか」「働く人同士のコミュニケーションや雰囲気が良い」などが上位であることが分かりました。
こんな研究結果があります。
研究結果からも分かるように、アートを導入することで求職者はもちろん、社員にも良い変化をもたらすことが可能だと考えます。
『かっこいい!働きたくなる』
こんな風に社員や求職者に思ってもらえることはとても大切なことです。
自分が働いている会社をそう思えれば、モチベーションも上がり、また愛着も高まるはずです。今の時代に選ばれる会社はとても重要で、アートに力でそのお手伝いができると思います。
kakutellのWebサイトでもアートの効果についてご紹介しております。ぜひご覧ください!
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