2020年8月のカクシンハン・スタジオ
今日から9月、暑い8月もスタジオは稽古を継続しておりました。
◉8月のまとめ
今月のカクシンハン・スタジオではこのような授業をおこないました。
各週の活動内容は「先週のカクシンハンスタジオ」としてまとめています。
・カクシンハン・スタジオ週報(8月第1週)
・カクシンハン・スタジオ週報(8月第2週)
・カクシンハン・スタジオ週報(8月第3週)
👀スタジオ生から見たスタジオ
先日、カクシンハン・スタジオのTwitterでスタジオ生にまとめてもらっているノートの一部を公開しました。
👀スタジオ生から見たスタジオ
— カクシンハン・スタジオ (@kakushinstudio) August 26, 2020
スタジオでは毎回の授業をスタジオ生にノートとしてまとめてもらっています。形式は自由、個人の意見や目線も大歓迎のこのノート、文章だけではなく図やイラストなども入っていたりと、表現の違いもお互いの刺激になっている様子。
そんなノートの一部をお見せします pic.twitter.com/KHZ6HMz24X
こちらは「声」について🎙
— カクシンハン・スタジオ (@kakushinstudio) August 26, 2020

役者と声というテーマは授業開講当初より繰り返し主題に挙げています。 pic.twitter.com/YpQI1PIxY8
チェーホフ「かもめ」を取り上げた回から。
— カクシンハン・スタジオ (@kakushinstudio) August 26, 2020
古代演劇と近代演劇、そして現代演劇に至るまでを授業で取り上げました。 pic.twitter.com/4dgQp45wAr
「能楽」について取り上げた授業から。
— カクシンハン・スタジオ (@kakushinstudio) August 26, 2020
海外だけではなく、日本の古典芸能についても深く掘り下げています。 pic.twitter.com/pcYm2JBnzy
一般的に、ただ聞いているだけでは内容を忘れてしまいます。それをふまえて、内容の理解には「誰かに説明する」ことで「わかったつもり」を再認識したり、書き出して視点が変わることで理解を深めたりすることができます。身体表現だから勉強なんていらない!と思われがちですが、両輪備えた俳優を育成するのがカクシンハン・スタジオ流です。
◉9月の予定
現在取り組んでいる『俳優についての逆説』の実演を通してよりブラッシュアップを行います。また、稽古場試演会も実施する予定です。
例年は一般の皆様にも試演会を公開しておりますが、今年は別のまた新しい形で行えるよう、計画中です。
▼主宰・木村のつぶやき
俳優は、自分自身が「楽器」。
— 木村龍之介 (演出家・カクシンハン主宰) (@ryunosuke_kimur) August 30, 2020
自分自身という楽器をどんな風に演奏するか。得意もあれば苦手もある。気分に左右もされる。
正解を目指すと自分を見失う。
指揮者である僕の役割は、楽器の魅力を存分に引き出すこと。魅力は奥深くに隠れていたり、本人が欠点だと思っていたりする。だから面白い。
こちらのツイートにたくさんの反応をいただき、皆さんの意見を読みとても勉強になりました!僕は普段週三回俳優養成所で指導しています。積極的で頼もしい若手の俳優たち。そこでの指導に「まずやってみてもらう」の割合をグンと増やしました。するとどうでしょう!さらに生き生きと上達しています! https://t.co/Mu8Y9O865h
— 木村龍之介 (演出家・カクシンハン主宰) (@ryunosuke_kimur) August 21, 2020