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【数量限定発売】格之進ハンバーグ×希少品種 販売開始!


ブラウンスイス-2

今帰仁アグー-2

肉で世界平和‼️格之進の肉おじさんこと千葉祐士です。

この度、
北海道にある、十勝清水コスモスファームさんが育てる超貴重品種「ブラウンスイス」と、沖縄県高田さんが手がける日本唯一の在来種豚「沖縄今帰仁アグー」知る人ぞ知る希少品種を使った超プレミアな格之進ハンバーグを、数量限定で発売することになりました!

この企画について……今日もちょっとだけ真面目な話をさせてください‼️

そもそも、格之進ハンバーグという大人気商品が生まれたワケ

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最近は格之進のことをハンバーグで知ってくださる方も増えたのではないでしょうか!?格之進は焼肉のお店なの?ハンバーグのお店なの?なんて聞かれることもしばしば。まず、今や格之進の代表商品ともなりました格之進のハンバーグたちが生まれたきっかけをお話しますと…格之進の事業テーマは「消費者と生産者と共に食の未来を創造する」。これを行動として具体化すれば、生産者が育て上げた商品(格之進で言えば牛一頭)を全て受け取ることだと創業より20年以上考えて参りました。しかしながら、焼肉事業だけだと、どうしても使えないお肉ちゃんがでてきてしまうのです。そんなお肉ちゃんをどうにか活用できないかと思い始めたのがハンバーグでした。焼肉に向かないお肉といえども、見映えが悪いだけで、食せばむしろ味わいの濃いお肉ばかり。。。とはいえども、当初は思いつきの1つ。ハンバーグを作るために何か専用の設備も持っていませんでしたので、文字通り「お家でお母さんがハンバーグを作るやり方」で、今に比べたらかなり効率の悪いやり方でハンバーグを作っていたんです。
そのような厳しい状況中でも…生産者様が手塩にかけたお肉ちゃんを無駄にしない、そしてどうにか岩手一関の食財の力をもっと知っていただきたい、体感していただきたいという気持ちもあり、オール岩手の原料にこだわり、塩麹も岩手の米と麹を使い自社で作り上げ…変態的こだわりが話題になり、ご紹介がご紹介を呼び、少しずつ皆様に喜んでもらえるようになりました。

5億の投資してハンバーグ工場をつくる「ヤバいおじさん」

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少し軌道に乗ってきたかな!?というまた私はとんでもないことを言い出すのです。廃校になった門崎小学校をハンバーグ工場にしたいと。多くの人に止められました。久々に熟成肉に取り組みはじめた頃の感じを思い出しましたね😅(今でこそ熟成肉のパイオニア、なんてご紹介していただきますが、当時はお肉のプロの方々にはただのお肉の取り扱いをわかっていない「変なおじさん」。爆

それでも私は工場を設立することにしました。いつか必ず工場を持った方が良い、と思える日が来ると確信があったからです。

自社で工場を設立し、所有するということが正しかったのかどうか、今はまだその答えはでていませんが…
工場設立から今日に至るまで…お客様、岩手の皆様、東京を中心に、格之進に興味を持ってくださる皆様、そして格之進の皆のおかげで販売数を少しずつ増やすことができ、昨年はついに150万個のハンバーグを皆様にお届けすることができました。これは工場がなければ成し得なかったことです!そして、今回の企画は、「工場を作ってよかった」と思える、もう1つの結果になるのでは?と考えています。

飲食業と観光業のダブルパンチを喰らう観光地の牧場


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さて4回目の緊急事態宣言が発令され、昨日早くもその延長が発表されましたが、このコロナ禍、2020年春の時点では、2020年の冬までこの状況が続くんじゃないか!?みたいな話でしたよね。それが今、2021年夏、第5波がきてるなんて当時誰が予想していたでしょうか⁉️

飲食業が窮地に追いやられているのは周知の事実でもありますが…同じくコロナの影響が著しいのが観光業。そして、その両者の影響を受けているのが、観光地である北海道、沖縄で、希少な品種を取り扱う生産者様では無いかな、と思います。

どういうことかと言いますと… 今回ご一緒させていただいた北海道の「ブラウンスイス」と、沖縄の「今帰仁アグー」は、普段は地元の名店と、都内の選ばれたお店だけで消費されるわけですね。しかし、地元、都内の取引先がコロナの影響で休業、閉店…。 

いつも申しますが、畜産というのは命を扱うわけですから、生産を止めようと思って止められるものではありません。今帰仁アグーの肥育をしておられる高田さんも大変苦しい思いをされているのはもちろん、ブラウンスイスの肥育を営んでいる安藤さんは…彼はもともと「通常であれば殺処分されてしまう雄のブラウンスイス牛を引き取り、生育し、良質な牛肉として世の中に発信する活動」として取り組んでこられたのですが…長引くコロナの影響に、あまり利益にはならい、社会啓発的な意味合いが大きいブラウンスイスの扱いを諦めることを決断されたタイミングでした。(ブラウンスイスの肥育の取り組みについては、特設ページや動画でご確認くださいませよー!)

工場への投資を「日本の未来への投資」にしたい

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この事実を知った私は、今私が、今格之進が、ハンバーグ工場が動かねばと思ったわけです。 数年前の、工場設立への5億円の投資が、今、「未来への投資」になる時なのではないかと思いました。

はっきり申し上げまして、現在コロナ禍でも弊社が事業を続けられている理由、それは弊社の場合、工場を所有し、自社オンライン販売ができていることが大きな理由の1つです。飲食事業だけだったら真っ先に潰れていました。(格之進は皆様もご存知、結構いい場所でお店をやっておりますので…)そして弊社のオンライン販売実績はこのコロナ禍のニーズを捉え、大きく進捗しているのも事実です。(とは言っても店舗と工場投資で収支は火を吹いていますがね〜!🔥🔥)

コロナ禍需要に伴う大幅な受注の増加に伴い、昨年春からは、弊社のスタッフたちもいつもの何倍も議論と改善を重ね、受注体制、生産体制の改善を試みてきました。近いうちに食品衛生管理手法でもある「JFSーB規格」の認定も取得予定で、食品工場として更なる高みを目指しているところです。

こうやって創り上げてきた弊社工場のアセットを、格之進の経営理念「生産者と消費者とともに日本の食の未来をクリエイトする」と掛け合わせた時…もう答えはでているわけですが…このコロナ禍で苦戦している生産者様のために何かさせてもらいたい、と思ったわけです。

もとより私は日本中、世界中の生産者様を訪ねて、勉強させていただくことを生業としていますので、Facebookなどで皆様の状況を逐一確認させていただいていました。今回はまず、その中でもやはりコロナの影響が甚大な北海道と沖縄に拠点を構えておられる二者様とご一緒させていただくことにしました。両者様とご連絡を取り、いつものようにオンライン営業部、管理部の皆に無茶を言いながら…(いつもありがとう!)

この度ブラウンスイス×格之進ハンバーグ今帰仁アグー×格之進ハンバーグの販売に至りました!

それぞれ、どうして希少なのか!?などなどくわし〜いお話、それぞれの特設サイトにしっかりコンテンツ準備しましたので、ご覧くださいませよー!
そして、ブラウンスイス生産者安藤さん、今帰仁アグー生産者高田さんとの濃密な対談もさせていただきましたので…まあただ…いつも通り濃密すぎるので…何かの片手間に…例えばランニングのお供などでお耳貸していただけましたら幸いです!笑笑


【対談】超希少種「ブラウンスイス」の生産者、安藤さんと肉おじさんの濃密対談!

【対談】国内唯一の在来豚「今帰仁アグー」の生産者、高田さんと肉おじさんの濃密対談!

今帰仁の高田さんは、動画内で牧場ツアーもしてくださってますよー!(Wi-Fiいっぱい切れるけど!全て肉おじさんの要望に応えてくださった結果です!ごめんちゃい!)

意思決定の正誤はその後の意思決定で決まる-最後に-

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長くなってしまいましたが…何か大きなことを成し得ようとする時、やはりリスクとの天秤に掛ける必要が出てきますよね。会社が大きくなればなるほど決断一つが自分以外の、大切な社員の人生も大きく動かすことになるので…どんどんリスクを取れなくなってくるのも事実ですが…選択の正誤というのは、選択時に決まるのではなく、やはりその後の取り組みで決まってくるのではと考えております。工場の設立が正しかった、と言える未来はやはり選択した私の、その後の意思決定にかかっているわけです。今回の選択、このように少しでも生産者様のお役にたてること、そしてブラウンスイスと今帰仁アグーという、他にない品種の認知向上や、味わいを知っていただく機会に寄与できること。経営理念に立ち返っても、やはり間違いではないのでは、と思っています。これからも選択を正解に近づけるよう、すなわち世界平和を目指して…頑張りますよー!

これからも格之進を、何卒よろしくお願いいたします!

肉おじさんより




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