「競争より創造」
1910年頃に書かれた本を本田健さんが解説して読みやすく翻訳されています。
引き寄せの法則を世界的に広めた「ザ・シークレット〜引き寄せの法則〜」 #ロンダ・バーン に影響を与えたのがこの本の著者ウォレス・ワトルズ
100年以上ひそかに読みつがれている本が
「富を手にするただひとつの法則」です。
全ての物質は無限であるという宇宙一元論を前提としています。
「物質は無限にいくらでも出てくるよ」なんて
1910年に言ったら、ほとんどの人は信じてくれないでしょうね。
“競争ではなく想像力を働かせることによって、豊かになることをわかってもらうなければなりません。
競争を勝ち抜いて豊かになった人は、皆、自分が登り終わるとはしごを落とし、誰も登って来れないようにしてしまいます。
しかし、想像力を働かせて豊かになった人は皆、何千人もの人のために道を切り開き、その人々が後に続けるよう励ますのです。”
“恵まれない人々に必要なのは「施し」ではなく「励まし」です。
慈善事業にできる事は、惨めな状態のままで生きるためのパンを施して、1、2時間の娯楽を与えて嫌なことを忘れさせることだけです。
「励まし」があれば苦しい生活から脱することができます、
恵まれない人々を助けたいと思うなら、まず、あなたが良いとか、彼らも豊かになれると言うことを示してください。”
“今以上にみのりの多い人生を送りたいと思わないならその人はひねくれ者です
必要なものを十分に揃えられる経済力を望まないなら変わり者としか言いようがありません”
“人生の目標は、丈夫な体を作り、知力を鍛え、心を豊かにするために生きていくことです”
競争で勝つということは、
1つしかないイスをとりあうようなもので、他の人は座れません。
そうではなく争わなくてもみんなが幸せになれる方法、
自分の才能を最大限に活かした活動や
自分ができる仕事で豊かになれば自分たちにフィットしたイスに座ることができます。
そして、他の人にも
「施し」ではなく「励まし」で
分けてあげれば皆で豊かになれる。
そのためにはまず自分が豊かになること。
「健康」「知力」「自由な経済力」
これを受け取る許可をする。
優しい人はお金を受け取ってはいけないと思っていたりしますが、
豊かになりましょう!
自分の望みがはっきりしたら、そこに向かって確実にすすむ。
今日やることをしっかりやって、明日は明日しっかりやること
望みは叶う!
だからそのために必要な準備をしっかりしていく。
1910年日本では日韓併合があって伊藤博文が暗殺された年。
世界が限りある物質を奪い合う世界大戦に向かっていく時代。
資源はいくらでもあるということを皆がもっと受け入れて、
競争ではなく創造することを選んでいれば。
もしかしたら戦争は起きなかったかもしれませんね。
#ウォレス・ワトルズ #引き寄せの法則
「富を手にする「ただひとつ」の法則」