1989年(先生の)4回目の個展
この「絵どころでなかった」5年間は、バブル期でご活躍のご同朋を横目に、先生は色々工夫して「その時できること」をお子さんが寝静まった後に「発表するアテもなく」されてたとか。
その時の「できた絵をちぎってパズルのように再構築して別作品に "変容" させる」手法が今、先生が主にされてる「コラージュ」の原点になるそうです。(私にも「晩酌する高齢父の隣で構図力強化のためできること」として紹介して下さったことがあります。)
1989年といえば忘れもしない、新年早々1週間後に平成に切り変わった年。私は卒業手前の音大生でした。そして4月、社会人として初出勤(その時はカタギでした。笑)の日に姪が生まれたのを思い出します。
「自分が〇〇してた時、先生は△△だったのか〜。」と感慨深く、「当時離れた所で別の歩みをされてたのが数十年後に交わることになる」というのがなんとも不思議。タイムマシンに乗って俯瞰して自分と先生を見てる気がしました。
世の情勢・時代背景を絡めた構成になっているので、観る人それぞれが当時のご自分の人生ドラマ(?)に思いを馳せることができるのではないかな...。
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